これまで3度の投稿をしてきたが、今回は作品展の展示に向けて、完成度を高める作業を行った。
まず第一は暫定的に描いていた川面の部分であり、ベッキオ橋や左岸のビル群をどのように写し出すかが悩ましい。風が強く川面が波立っていればその影ははっきりしないか断片的で、あるいは見えないかもしれない。水の色も天気により青や灰色、緑と変化するだろう。バックの空とも関係するが、この絵は晴れの日であまり風がなく、南側(画面左側)から陽があたり右手の壁が明るくなっている状況を想定している。従って、川面にビルや橋はその影を比較的はっきりと残し、空の写りも青くした。川面のあるところでは風があり少し波立っている。
空は遠くの地平線付近には白いくもがあるが、フィレンツェの上空辺りではくもひとつなく青く晴れ渡っている状況を思い浮かべ筆を進めた。
遠近感を出すため、右手前の建物や回廊、川岸の緑ははっきりとするよう色を足し、対岸のビルの壁は日陰なので少し暗い青のグレージングをして暗くし、屋根や陽のあたる一部の壁は明るくした。遠くビルや橋、木々、山なども明るい青みを帯びさせた。その他各部の形や色に手を加え完成度を高めた。最後に右下の川に面した歩道に筆者らがフィレンツェ旅行したときの記念に人物を描き、「RR」のサインをして額に納めた。
まず第一は暫定的に描いていた川面の部分であり、ベッキオ橋や左岸のビル群をどのように写し出すかが悩ましい。風が強く川面が波立っていればその影ははっきりしないか断片的で、あるいは見えないかもしれない。水の色も天気により青や灰色、緑と変化するだろう。バックの空とも関係するが、この絵は晴れの日であまり風がなく、南側(画面左側)から陽があたり右手の壁が明るくなっている状況を想定している。従って、川面にビルや橋はその影を比較的はっきりと残し、空の写りも青くした。川面のあるところでは風があり少し波立っている。
空は遠くの地平線付近には白いくもがあるが、フィレンツェの上空辺りではくもひとつなく青く晴れ渡っている状況を思い浮かべ筆を進めた。
遠近感を出すため、右手前の建物や回廊、川岸の緑ははっきりとするよう色を足し、対岸のビルの壁は日陰なので少し暗い青のグレージングをして暗くし、屋根や陽のあたる一部の壁は明るくした。遠くビルや橋、木々、山なども明るい青みを帯びさせた。その他各部の形や色に手を加え完成度を高めた。最後に右下の川に面した歩道に筆者らがフィレンツェ旅行したときの記念に人物を描き、「RR」のサインをして額に納めた。