ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

秩父三社参り ep4

2024年01月11日 19時25分30秒 | 旅行ふらふら

ep3の続き…)

寳登山神社での参拝を終え、電車に乗って長瀞駅から秩父駅に戻った。まだ日暮れまで時間があったが、さっさと予約していた旅館に行くことに。宿は、小鹿野町の温泉旅館である。素泊まり1泊7700円なり。温泉旅館ではあるが、素泊まりなので温泉には入れない。風呂は好きだけど、熱いお湯が苦手なヘナチョコなので、安さを優先した。

秩父駅からバスに乗り、小鹿野町へ。30分ほどで到着。あれ、温泉街っぽくない…。割と普通の田舎じゃん。小鹿野温泉と書いてあったので、あわよくば、外湯っぽい入浴施設があるかと期待していたのだが…。まァ、温泉が目的の旅行じゃないから良いけれど。予定していた時間よりも1時間ほど早くチェックイン。鍵を貰って、バス・トイレなしの6畳部屋へ。

なんと言おうか、まァ、レトロでシンプルな部屋である。布団が敷いてあって、TV、小さい冷蔵庫、お茶のみセットがあって。風呂は、大浴場。トイレは、廊下にある男女共用。素泊まり1泊7700円なので、こんなもんか。Wi-Fiあるし、問題なし。フロントで貰った周辺マップを参考にして、晩飯をどこで喰うか考える。うーん、想像していたよりも選択肢が少ない…。

取りあえず、素泊まりを慰める夜食の買い出しだ。旅館から外出し、ちょっと歩いて周辺を散策。うーん、やっぱり、割と普通の田舎だ。長瀞で味噌豚丼を喰うべきだったかも…。いや、そもそも秩父駅周辺の宿にするべきだったか…。後悔しまくりながら、周辺マップを更に探る。ちょっと先に神社があるらしい。まだ時間が早かったので、買い出しは後回しだ。

レアな御朱印をゲットできるかも、と期待しながら10分ほど歩くと、一軒家よりもデカい鳥居を発見。おォ、意外と大きい神社なのか? 鳥居をくぐって、さらに進むと小鹿神社があった。あれ、神社は小さい…。つーか、参拝客ゼロ。観光客向け神社ではなく、地元向け神社って感じだ。参拝して社務所に行ったが、誰も居なかった。奥に人が集まっている気配がするが…。

お守りや書置きの御朱印が置いてあったが、無人販売ではないだろう。奥に声をかけて人を呼ぼうかと思ったが、面倒になってやめた。正月6日の地元向け神社に、よそ者が邪魔をするのは、何となく無粋だ。縁がなかったということで、小鹿神社の御朱印は諦めた。小鹿神社を後にして、途中にあったドラッグストアでお菓子とパンを購入。そんなこんなで日が暮れ始めた。

晩飯は、秩父のB級グルメ「わらじカツ丼」の店に決めた。周辺マップによると、「わらじカツ丼」の元祖の店で、結構、有名な店らしい。「わらじカツ丼」は、なんとなーく知っていたが、正直、あんまり興味がなかった。卵でとじた普通のカツ丼は、そこそこ好きだけど、千切りキャベツが入ったソースカツ丼は、あんまり好きじゃないし。しかし、他に選択肢がなくて…。

すっかり夜になり、裏道は、人通りが殆どなかった。こんなところに、そんな有名店があるのか? 不安になりながら歩いていると、「わらじカツ丼」の元祖の店を発見。うーーーーーん、すんごい入りにくい。きたな…、い、いや、なんつーか、レトロな店だ。勇気を出して入ってみると、客は、熟年夫婦らしき一組のみ。奥に声をかけると、「2枚わらじカツ丼」のみ出来るとのこと。

注文して、席に座って待っていると、更に一組のカップル客が入って来た。それで、売れ切れになったようだ。寂れているわけではなく、終わりかけギリギリだったのか。暫し待つと、「2枚わらじカツ丼」900円が登場。更に、味噌汁とお新香が付いてきた。ご飯の上に、タレたっぷりのカツが2枚ドーンと乗っている。薄くてデカいカツは、確かに、わらじっぽい。

喰ってみると、タレは、甘い醬油系っぽい感じ。俺の嫌いなソース系じゃなくて良かった。まァ、そこそこ美味い。正直、卵でとじた普通のカツ丼の方が好きだけど…。晩飯を喰って旅館に戻り、少しゆっくりしてから大浴場へ。キャパ10人ぐらいの小さな大浴場だったが、他に客が居なかったし、温度も低めで快適だった。こうして、旅行の1日目が終了した。

ep5に続く…)


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