ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

映画覚書2023 #10

2023年07月20日 01時44分55秒 | 映画ふらふら

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」
2023年 アメリカ
監督 ジェームズ・マンゴールド
出演 ハリソン・フォード フィービー・ウォーラー=ブリッジ
映画館(字幕) T10H0
ふらふら度★★★★★

7月2日に観た映画を振り返る…。「インディ・ジョーンズ」シリーズ最新作にして完結編となる5作目が、遂に公開された。前作の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」から15年か…。長かったなァ。ルーカスフィルムの買収、スピルバーグの降板、コロナ禍、ハリソン・フォードのケガと、色んな事があったからねェ。うーん、感慨深いぜ…。

「クリスタル・スカルの王国」は、賛否両論だった。興行的には、そこそこヒットしていたが、古参ファンの反応は、「否」の方が多かっただろう。俺も正直、初見は、「否」だったし。でも、その後、録画や配信でリピート鑑賞したら、なんだかんだ面白いんだよねェ。ツッコミどころ満載なんだけど、そもそも、このシリーズは、最初からツッコミどころ満載なのだ。

90年代ぐらいまでの映画って、面白ければ、リアリティなんか無視していたから、とにかくパワフルだった。インディの射撃は百発百中だけど、敵の弾はインディに当たらないのだ。でも、今は、映画の細部にまでツッコミを入れる連中が多いから、変に出来すぎていて、返って退屈になってしまう。最新作に昔の面白さを求めるのが、そもそもナンセンスだ。

ジェームズ・マンゴールド監督の作り上げた完結編が、理想的な完結編だったかと聞かれたら、正直、微妙なところだ。本音を言えば、スピルバーグが良かったと今でも思う。全体的にシリアスムードで、スピルバーグのテキトーな雰囲気が薄くて残念だった。でも、なんだかんだ感動しまくりだったので、★5つ。とにかく、インディとハリソンは、偉大である。


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