ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

腕時計41-42号

2023年09月22日 01時46分31秒 | 日常ふらふら

8月に親父が亡くなった。享年79歳。中々、困った人だったけど、唯一無二の父親なので、まァ、色々と思うことはある…。しかし、まだ、回顧して文章を書く気分ではないので、そこらへんはスルー。で、親父の持ち物を整理したのだが、無趣味でケチな人だったのでロクな物が遺っていなかった。しかし、ガラクタの中から2本の腕時計を発見。おォ、いただきッ!

一本は、いかにも親父らしい安物の腕時計。多分、1000円ぐらいで買って、直ぐに壊れたか、電池が無くなって放置したかのどちらかだろう。ブランド名もなく、全くの無印。これは、俺のリタイア腕時計コレクションに追加だ。リタイア腕時計コレクションなんてカッコ付けた呼び方をしているが、要は、使用済みや壊れた腕時計を無駄に集めているだけ…。

もう一本は、親父らしくない腕時計。カシオのソーラー電波腕時計「ウェーブセプター」である。調べてみると、実売価格1万円前後。モノにこだわりがなく、ケチだった親父が絶対に自分で買わない価格帯だ。生前、何度か使っているところを見かけたことがあったが、てっきり妹からのプレゼントだと思っていた。しかし、どうやら親戚から貰ったものらしい。

親父は、兄妹や親戚と喧嘩ばかりして嫌われまくっていたが、数少ない理解者が、そのオバちゃん(親父の従妹かな…?)だったらしい。この腕時計は、親父が死んだら俺が貰おうと、密かに狙っていたのだ。まさか、こんなに早く手に入ると思わなかったけど…。発見した時は止まっていたが、光に当てて充電すると、ちゃんと動いた。ありがとう、親父。これは、形見にするよ。

しかし、金属ベルトは、嫌いだ。それに、「ウェーブセプター」は、オッサン臭くて俺好みではない(俺も47歳なので、十分にオッサンだけど…)。で、金属ベルトを外し、予備で持っていたNATOストラップに交換した。文字盤がネイビーなので、ネイビー系が割と合う。まァ、黒も悪くない。で、親父の葬儀には、黒のNATOストラップの「ウェーブセプター」を装着して出席した。

うーん、でも、なんか違うんだよなァ。形見をカスタムして使うなんて、自分でも邪道だと思うが…。しかし、どうしても、こだわりを抑えがたく、ネットで腕時計ベルトを物色。スマートウォッチの登場で、最近は、腕時計ベルトの種類が増え、価格も安くなってきたので有難い。悩みまくって、ネイビー、黒灰ツートン、カーキ黒ツートン、赤黒ツートンのラバーベルトを購入。

色々と試してみたが、「ウェーブセプター」には、ネイビーのラバーベルトを付けた。うーん、多少は、オッサン臭さが弱まったかなァ。ついでに他の腕時計のベルトも交換した。使い飽きた腕時計も、ベルトを交換するだけでリフレッシュする。20年以上前に買った腕時計1号も、まだまだ現役続行だ。赤黒ツートンの腕時計37号も良いねェ。あァ、俺は、腕時計が大好きだッ!


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