新商品が予測を上回る売れ行きとなり、継続して提供することが困難となったため、販売を一時休止して…。ここ数年、この手のニュースが乱発している。本当に止むなく一時休止している企業が殆どなのだろうが、中には、枯渇感を狙った品薄商法を疑いたくなるケースも少なくない。日本人は、情報に流されやすいからなァ。俺もまた、この手の情報に弱いのだ。ちィ、消費者を煽りやがってッ!
まさか、天下のハーゲンダッツがセコい品薄商法をすると思えないけど、10ヶ月も焦らされると、ちょっとケチを付けたくもなるんだよねェ。話題の「華もち」シリーズのことである。今年2月に新発売して、あッと言う間に店頭から消えた、もち入りアイスクリームだ。この12月に、ようやく再販したので、飛びつくように買ってしまったぜ。「華もち みたらし胡桃」「華もち きなこ黒みつ」各198円を2個ずつ購入。
まずは、「華もち みたらし胡桃」をぺろりんちょ。冷凍庫から出して直ぐだと、もちが堅くてスプーンが入りにくい。でも、少し置いてアイスクリームの溶けを待ち、みたらしソース、もち、アイスクリームの3層を絡めると、ちょうど良い柔らかさになる。うッ、美味いッ! もち食感、みたらし甘しょぱ感、胡桃のコク、そして濃厚ミルク。至高の四重奏に完敗である。これは、定価の263円でも激安だ。
「華もち きなこ黒みつ」は、まァ、普通に美味い、てなぐらい。似たようなのをどっかで喰ったことあったし、特に、新たな感動がなかった。なので後日、2個目の「華もち きなこ黒みつ」をアレンジして喰ってみることにした。レンジで1分弱チンすると、もちとアイスクリームが程よくとろけて美味い、という情報をネットでチラ見したので試したくなったのだ。1分だと、ちと長いから、50秒にセットしてチン。
確かに、もちが柔らかくなったけど、当然、アイスクリームも溶ける。溶けかけのアイスクリームは絶品だが、ドロドロに溶けたアイスクリームは、絶望的に台無しだ。くゥ、勿体ないことした…。以前、「ガリガリ君」のコンャ^味とシチュー味をチンしたことがあったけど、あの時も失敗したんだよなァ。「井村屋あずきバー」のチンは、意外と美味かったけど、そもそもアイスをチンするなんてナンセンス…。
2個目の「華もち みたらし胡桃」は、勿論、そのまま喰った。これは、傑作だ。小さなカップの中に、絶品スイーツが完結している。が、しかしッ! 正直、もち入りアイスクリームは、4個で飽きたかも…。もちのパンチが効きすぎて、なんか邪魔っぽいんだよねェ。やっぱり、俺のベスト1アイスクリームは、ハーゲンダッツの「マカデミアナッツ」だッ! あのシンプルでいて奥深い味わいに勝るものなしッ!
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