ズレ：「第一次世界大戦当時のトルコを舞台とした実話ベースの物語ながらその後も場所や規模を違えつつ今も現に起こっている民族浄化が背景なだけに、平穏な日常が一瞬にして失われる絶望感が今日的な恐怖としてヒシヒシと伝わってくるわな。
時あたかも核ミサイルの恐怖が喧伝されているものの真の大量破壊兵器はＡＫ４７と言われるように民族や信仰を巡る人間同士の憎悪や怨嗟こそが大虐殺の源泉であって、全米ライフル協会さんの肩を持つ訳じゃないけれど銃が人を殺すのではなく人が人を殺すのだてぇ主張が痛く実感されるようでぃ。
とはいえ銃器が流通してるからこそ頻繁に乱射事件が起きるのも現実で核ミサイルなんぞ無いに越したことはないけれど、相互破壊確証が抑止力になってるのも現実である以上は事ここまで至れば北朝鮮さんに過度の圧力を掛け続けるのは新たな憎悪や怨嗟を招くばかりでいささか剣呑にも思えてくるぜ」
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