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アリス・イン・ワンダーランド

2010-04-26 00:10:14 | 活弁見聞録

ズレ:「今をときめく3Dデビューを飾るにはなるべく動きの少ない話の方が目が馴れ易かろうと満を持して臨んだところ、そこは手練れのティム・バートン先生作品だけにそうノンビリと構える間もない結構な冒険活劇になってる上に元々がメルヘンだからキャラクターのスケール感にも基準がなく、すっかりジジイ・イン・ワンダーランドになっちまったぃ。
3Dは昔ながらの赤青メガネを掛けるスタイルで鮮やかな立体感が浮き出るもののどうしてもサングラスのように光量が落ちるもんだから年寄りの視力だと暗い場面はメガネをずらしつつ確認するようになるし、そうでなくともここはメガネがないとどう見えるのかってな興味が湧く都度やはりメガネをずらしたくなるしで、これほど忙しい映画は初体験だったぜ。
洋画は字幕が当たり前てぇ世代だから何も考えずに字幕版をチョイスしたけどその字幕まで浮き上がって見えるもんだから画像の距離との違和感も気になったりと、作品そのものより3Dシステムを観賞しにいったような塩梅で、吹替版もあったんだからそっちにしといた方がもそっと内容に集中できたかもしれねぇやな」

 

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