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ドリームプラン

2022-04-07 18:28:11 | 活弁見聞録


つれ:「この邦題にウィル・スミス主演でウィリアムズファミリー監修で製作されたと聞けば当然手放しに陽気なサクセスストーリーと思ったら、単純なステージパパ礼賛でなくアメリカ社会やジュニアスポーツのダークサイドも描かれた存外に硬派な作品だったよ。
 公開と時を同じくして北京五輪フィギュアスケートでのドーピング疑惑が騒動になって、ジュニアのうちから巨万の利権が渦巻く現代社会の状況じゃ選手の意思とは関わりないところで起こるべくして起こる問題なのが実感されるねぇ。
 ジャッキー・ロビンソンやモハメドアリがまだカシアスクレイだった頃の昔話でなく今もトッププレーヤーとして活躍してるウィリアムズ姉妹の出世物語なのに依然として人種格差社会は続いてて、そのガラスの天井を突き破ったからこその”King Richard”って原題がストンと腑に落ちるようじゃないかぃ」

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