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フェラーリ

2024-08-08 19:37:14 | 活弁見聞録

つれ:「既にフェラーリのブランドを確立して愛息を失った後の一時期を中心に据えたストーリーで、威圧感溢れるエンツォ御大ご健在の頃のお姿を覚えてる方ならまずもって主演俳優さんの堂々たる御大ぶりに唸らされるんじゃないかぃ。

 題名が意味するところはフェラーリてぇ車でなくフェラーリファミリーの人間模様にスポットを当てた愛憎劇のようだけど、当然にその頃のマシンやレースシーンがふんだんに登場して当時の欧州じゃ自動車は危険と隣り合わせのロマンとして一般社会に広く受け容れられてたのがヒシヒシと伝わってくるよねぇ。

 今の自動車は安全性を第一に経済性や快適性がウリになって動力性能より環境性能が評価されるのも時代の要請ってことだろうけど、それに伴ってメーカー・ユーザー共に高性能車に愛息ディーノの名を冠するような思い入れが薄くなってそうなのは車にロマンを覚えたオールドタイマーにとっちゃ寂しいとこだょ」

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