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太宰治 人間失格と3人の女たち

2019-10-06 21:16:36 | 活弁見聞録

つれ:「時代柄や顛末からセピアやモノトーンのイメージになる太宰先生最晩年のエピソードを蜷川監督ならではの色彩豊かな作品で拝見するてぇと、伝説の人間失格ぶりがいかにも今日的に活き活きと伝わってくるよねぇ。

  活字こそメディアの主体だった当時の流行作家てなぁ映像メディアが主体の今ならさしずめジャニーズの売れっ子並みに人気者だったようで、当世それだけ世間に注目される人物が堂々と不倫からの心中となりゃ往時と比ぶべくもない大騒ぎになること請け合いじゃないかぃ。  

 作品と共にその事件自体が戦後日本の混沌とした空気の一つの象徴になって太宰治の名声が今日に伝わっている訳で、今の時代の空気の中で文春誌上を賑わすほど活躍してる皆さんがどういう風に歴史に名を残してくのかを泉下から観賞させていただきたくなるようだょ」

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