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RED

2011-02-13 00:19:05 | 活弁見聞録
つれ:「引退した凄腕エージェントが過去の事件に絡んで的に掛けられるに及んで昔取った杵柄で大暴れするてぇロートルには大層痛快な物語で、往年のビックネームの復活てぇテーマにちなんでかアーネスト・ボーグナイン先生の元気なお姿を拝見できたのも思わず頬が緩んじまうよねぇ。
 そういう客層を意識してって訳じゃないんだろうけど若干のサスペンス色をあしらいながらもストーリーには頭を使わせるような小難しいヒネリはなく、無邪気な若さを懐かしむかのようなドンパチの大盤振る舞いにロマン漂う老いらくの恋も絡めた幕の内弁当てな仕上がりじゃないかぃ。
 娯楽の王道的な作りにすわ高齢スパイアクションものとしてシリーズ化かと匂わせてストンと落とす辺りは出演者高齢につきシリーズ継続困難てぇ問わず語りのギャグのようでもあり、黄昏れつつも多少は現役に色気を残してるご同輩なら存外に山っ気をくすぐられて胸ときめく作品かもしれないよ」
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