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ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

2009-11-28 12:15:39 | 活弁見聞録
ズレ:「タイトルどおりのかなり過酷な環境なでもあくまでコミカルタッチで押しつつ大団円に向かうのが物語としては救いになってるものの、これだけ経済環境が厳しくなるとその程度じゃまだまだ甘いとお嘆きの諸兄もいらっしゃるんじゃねぇか。
 マルクス先生が労働の疎外てなことを言い出して以降、資本主義社会で社会主義的政策が取り入れられたり経済成長で富の総量が増えたりしてるうちに労働者の受難は過去の歴史に埋もれつつあったのに、近年のリストラだのワーキングプアだのは政治運動の道具立て以外には前世紀の遺物となってたマルクス経済学的アプローチを蘇らせてもバチは当たらない状況だろうよ。
 とは言え比較的シンプルな生産活動での価値理論から資本家を悪役にすれば事足りた往時と違って今は生産とは関係なく価値が増減するし労働者も資本活動に取り込まれるしと状況は至って複雑になってきて、こんなブルーな社会に生きてるんだがそんな理屈を考える方が限界かもしれねぇやな」
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