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モンゴル

2008-04-12 10:16:27 | 活弁見聞録
つれ:「チンギス・ハーンの前半生を雄大な西域の景色の中で綴った大河ドラマの趣で、惜しくもアカデミー賞は逃したものの、源義経が奥州を落ちのびて蒙古で成吉思汗になったてぇ異譚を知ってか知らずか主演に起用された日本人俳優さんが堂々たる存在感を示してるよねぇ。
 鎌倉時代の元寇を持ち出すまでもなく、近頃は朝青龍関を始めとするモンゴル力士の力強さを目の当たりにしてるだけに往時の蒙古勢の精強ぶりがヒシヒシと伝わってきて、版図の広さから言えばローマ以来の世界帝国を一代で築いた太祖がどれほどの大人物だったかが窺い知れるような按配じゃないかぃ。
 モンゴル固有の風習とかにくどくどと触れることはなく主人公の夫婦愛がストーリーの大きな柱になってる感じだから、歴史ドラマだからとか予備知識がないからとか身構えずに、ロールプレイングゲームのような感覚でご覧頂いても感動できそうだよ」
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