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11人いる! (小学館)

なぞなぞ宇宙講座2でもらったサイン本を週末に読んでみました。

物語は2部構成+ショートストーリーが数本。

●11人いる!
10人を1グループにして宇宙船に押し込み、発生するトラブルにどう対処するかをみる宇宙大学の入試。
10人グループだと言われていたのだが、乗船してみると11人いるわけです。
乗船前に点呼もしないなんてと思っていたら・・・やっぱり。
登場人物達が乗せられた宇宙船は、いきなり爆発を起こして漂流します。
53日を無事に乗り切ったら試験は終了とのこと。
色々トラブルが発生して行く中で、無事に乗り切ることが出来るのか?


●11人いる! (続)
11人いる!の続編も収録されていました。
話の中で必要な解説があるから、どこから読み始めても大丈夫、という続編も多いのですが、この話は前作を知らなければダメという、いわば正統派。
こういう作りの方がくどくなくて好きです。
前作は密室系での人間ドラマでしたが、続編では政治がらみの人間ドラマ。
あらすじを書くと前作のネタばれを含んでしまうので書きませんが、併せて一気読みしてしまいました。


全体の感想ですが・・・
SF的な考察や人間ドラマは面白いのですが、どうも少女漫画って苦手です。(^^;
これを小中学生のころに読んでいたとしたら、野田さんのように軌道検証に転んでしまうというのもわかる気がしました。


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