まことへ

あなたに初めて会ったのは、もう十年以上前、あなたがまだ小学生の頃でした。

料理上手なお父さん、家事は苦手だけど仕事ができて明るく朗らかなお母さんに愛されて、すくすくと成長していく姿を毎週影ながら見守っていました。




妹が生まれた時のあなたは本当に嬉しそうでした。

初めての恋に一生懸命になるあなたはとても輝いていました。

すべての出来事にはお父さんの作った素敵な手料理が添えられいて、それにより思い出はより印象深くあなたの心に刻み込まれた事でしょう。




何年かの間、そうして毎週あなたを見ていたのですが、私も忙しくなり、毎週が数ヶ月に一度になり、いつしか疎遠になっていってしまいました。





先日、ふとあなたのことを思い出し、久し振りに会いに行ったときの驚いた事といったら…！

あなたは大学生になっていました。
親元を離れ沖縄の大学に進学し、先輩達にお父さん仕込みの料理を振舞う立派な姿。

あなたの成長に胸が一杯で、こうして手紙を書いた次第です。
これからはできるだけ頻繁にあなたに会いに行こうと思います。

お父さん、お母さん、妹のみゆきちゃんを大切に、仲良く暮らしてください。
それではまた。



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あ、「クッキングパパ」の話です。

ずっと待ってました（時々忘れてたけど）

週刊モーニングを毎週買っていた頃、これは単行本に収録されるのは時間がかかるだろうな、または収録されないだろうな、という作品は切り取って保存していました。
それらの中で、いまだに単行本未収録なのが以下の作品です。

「カフェボヘミア」木葉功一
「海岸列車」室井大資
「スピークフード・リトルマン」杉山凡銃
「犬の日」井上直樹


木葉功一は今でも描いてますので、いつか単行本の穴埋めにでも入れてくれないかなーと期待は捨てていないのですが、（私はいつでも読めますが、ぜひ漫画好きのの皆様に読んでいただきたい作品なので！）その他の方はその後ほとんど作品は掲載されず、いつのまにか消えてしまいました。
今でもたまーに検索かけたりしてるのですが、新しい活動は発見されず。それでもあきらめつつもこの前久しぶりに調べてみましたら。


室井大資が漫画描いてるううううう！
妖怪研究家ヨシムラ


「海岸列車」とはぜんぜん違うけど面白い…！
カッパとか現代版あずきあらいとかかわいい妖怪がたくさん…！もっと描いてくれー！
久々に高揚しました。
この勢いで作品集を出してください。お願いします。

その他の方々もどうかまた描いて下さい。待ってます。

花とゆめ昔話・３

十数年前、こんなハガキを花とゆめの読者イラストコーナーに送ったことがあります。
イラスト特集・相合傘の号でした。









…そしたら載った。


元ネタはコーヒーのＣＭ。（元ネタっつーかこのまんまなんですが…シャレということでお許し下さい。）
イラストコーナーでは、毎号何枚かネタ系のイラストを載せていたのでその枠を狙いました。そしたら見事にヒット。
少年少女が相合傘に納まっているイラストに、自分の描いたイロモノが交じっているのを見てはほくそ笑んでおりました。


…真面目なマンガやイラストが描けず、ネタに走ってしまうのは昔からだったようです。

花とゆめ昔話・２

中学一年生になった時。
花とゆめ仲間であり、ぼく地球仲間だったＫちゃんといつものように語り合おうとしたところ、彼女は残念そうに言いました。


「もう中学生になったんだから、マンガを買うのはやめなさいって親に言われたの。だから今号から買ってないんだ」

私は彼女ともっとぼく地球の話がしたくて、「貸そうか？」と持ちかけましたが、

「ううん、キリがなくなるからいいよ」


それからも友達ではありましたが、花とゆめを読まなくなった彼女にその話をするわけにもいかず、一人寂しくぼく地球にのめり込んでいきました。





…それから十数年後。
同窓会で彼女と再会し、久し振り久し振りと喜んでいると突然。


「さとうちゃん今、井の頭線使ってない？」

「？使ってるよ。通勤に」

「あーやっぱり！この前見かけたよ！雰囲気変わってたけど、マンガをカバーも掛けずに読んでるからさとうちゃんだと思ったんだー！」


…そのとき思い出しました。
待ちに待った新刊。なぜかカバーを掛けてもらうのを忘れ、しかし家に帰るまで待ちきれず「まあ、少女マンガだしいいか！月９の原作にもなったマンガだし！」と堂々と帰宅ラッシュの井の頭線で「西洋骨董洋菓子店」を読んでいたことを。


見てないで声かけてよー！と責めると、

「いやー邪魔しちゃ悪いと思ったし」



…うんごめん。確かにすごい没頭してたよ…。
でも私を見つけてくれて嬉しかった。
たとえ判断基準が「電車内でカバーを掛けずにマンガを読む女＝さとう」だったとしても…！

花とゆめ昔話

子供の頃読んでいたマンガ雑誌は小学校低学年の時は「りぼん」、高学年からは「花とゆめ」を読んでいました。

りぼん、なかよしなどの次に花とゆめに行くか、マーガレットに行くか、少女コミックに行くか、はたまたマンガ雑誌をやめてセブンティーンやプチセブンやピチレモンに行くかでその後の方向性が分かれたような気がします。
当時の花とゆめは今で言うボーイズラブ的な作品がいくつかあり、読者コーナーでも「コミケ」や「同人誌」の解説があったりと、かなりオタク予備軍向けの内容でした。（今は読んでないのでよく分かりません）

私の場合、当時連載中だった「ぼくの地球を守って」略して「ぼく地球」（ぼくたま）にハマり、アニメイトにグッズを買いに行き、「ぱふ」を読むようになり、そこから同人界に興味を持ち始めるようになりました。

最近、自分はどうしてこんなにオタクになってしまったんだろうと考える事があるのですが、もともと素質があったのはもちろんとして、一番最初のきっかけは花とゆめだったのではないかと今になって思います。


…そして花とゆめの次に読むようになったマンガ雑誌はと言えば、週間モーニング。当時中学三年生。
もうなにがなにやら。

よつばと！５巻をお持ちの方で

さらにお暇な方はちょっとお手元に。

…あの、第29話「よつばとてつだい」で風香が部屋で読んでるのってハチミツとクローバーですよね？
そんでもってたんすの上に転がってるのはちよ父ですよね？
合ってる？オッケー？


こういうどーでもいいこと見つけると嬉しいなあ。
…それともこれって雑誌派の方には今さらな話…？

非オタクに貸すマンガ

結婚して家を出ている姉と銀座へお食事へ。

「暴れん坊本屋さん」を貸してくれというので、それに加えてオススメ漫画をいくつか見繕って持って行きました。姉はマンガ好きですが、私が見る限りまったくオタクの素質がないので、いくらオススメでも「仮面のメイドガイ」「義経ちゃん剣風帖」とかは貸せません。貸せませんったら。

…結局「誰も寝てはならぬ」「毎日トースト」「夕凪の街桜の国」を持って行きました。「おい！ピータン」とか「大奥」も今度貸してあげよう。
姉とは趣味が合い、貸した漫画は大抵面白いといってくれるので貸し甲斐があります。
こっそりＢＬマンガを入れてやろうとか思いましたが、ダンナ様や甥姪達に見つかるとヤバイ（私が）ので思い止まりましたよ。でもいつか読んでもらいたい。そして語り合おう姉よ。



で、一番の目的であるお食事なんですが。
タイ料理屋ザ・サイアムでランチバイキングをしようと思ったら、今日に限って貸切営業で入れませんでした…。このためにわざわざ銀座まで出てきたのに！

サイン会大好き

アフタヌーンで連載中の「臨死!! 江古田ちゃん」（瀧波ユカリ）の単行本発売記念サイン会の整理券をゲット致しました！
かなり奇抜な４コマ漫画なので作者がどういう人なのかとても興味があるのです。といっても当日仕事なので彼氏に代わりに行ってもらうのですが…。どんなふうだったか私の代わりにバッチリ目に焼き付けてきてもらいましょう。


今持ってる漫画家のサインは小野寺浩二、かわぐちかいじ、玖保キリコ、西原理恵子、西田東、山田ユギ、よしながふみのものです。（自慢）
実際に憧れの作家に会うのは興奮します。ほぼ自分でサイン会に行って貰ったのですが、そうでないものも。


西原理恵子は大学入試の２週間前にサイン会で３時間くらい並んで書いてもらいました。決して後ろに並んでいたわけではないのですが、一人一人話をしながら、プレゼントもその場で開けたりしてたのですごく時間がかかってました。
よしながふみは、まんだらけで同人誌を買ったら、最後のページにサインがしてあったというタナボタものです。サイン本を売り飛ばしてくれた方に感謝。もちろん私は売ったりしませんよ！


昨年の夏コミでは、私も一人の方にサインを頼まれたのです。驚きましたがとても嬉しくて、喜んで書かせていただきました。が。久々のことで緊張してしまい、サインというかただの署名って感じでになってしまって、もう今でも叫びだしたいくらい恥ずかしいモノを差し上げてしまいました。
あの時お声を掛けてくださった方、ホントもうスイマセン…！
今年の夏コミに備えて今からサインの練習を…！（いや、もうそんなありがたい方は現れないと）

特典に弱いです

本屋兼マンガ家の番子さんの描くコミックエッセイ、「暴れん坊本屋さん」２巻が発売になりました。心待ちにしていた新刊、発売日に買ってホクホク読了したのですが。

今日マンガ情報サイト様を見たら、27日からとらのあなで買うと描き下ろしメッセージペーパーが付くというではないですか！
ちょっとの我慢で増える楽しみを不意にした自分が口惜しい…！
情報収集は大事ですね…。



最近更新頻度が落ちていますが、仕事が忙しいのでも、具合が悪いのでもありません。
ＢＬ漫画・小説を読み漁っているため、思いつくネタがここに書くのがはばかられる様なＢＬや腐女子関連ばかりだからなのです。ははははは。
何の理由もなしに間が空くなあと思ったら、そういうことだと思って下さい。ははははは。

山田ユギさんの読み切りが載っているんです

12月28日発売のメロディ２月号を買い忘れていたことが今発覚。

明日は１月22日です。


…まだ残ってる…よね…？