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のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

野呂美加さん / 「被害者のさきわう国に」

2015年07月05日 09時29分07秒 | フクイチ原発事故
「加害者の幸わう国」

というタイトルで

サイト「チェルノブイリへのかけはし」の管理人

野呂美加さんが痛恨の思いを記されてます。

☆ 記事URL:http://www.kakehashi.or.jp/?p=11636

野呂さんが

旧ソ連の最初の失敗は

官僚たちによる責任の隠蔽のための事故隠しにあると指摘されます。

では、日本の現状はどうでしょうか。

――日本がなぜ、国民を20ミリシーベルトのところに返せるのか‥。
それは、「被害者の存在を消すため」でしょう。
原発事故を起こした会社、原子力発電につらなる省庁、誘致しまくった国会議員たち、被害県の知事や県議たちは、程度の差こそあれ、国民を被曝させ続けています。
補完勢力としてのマスコミも、被害を報道しないという後方支援しています。――

という分析を経て、

――汚染地域に子どもたちを住まわせていることを、なんて政府だろうと思ってきたけれど、サナトリウムに送り続けるだけで奇跡だなんて。
そんな下方修正しても、ベラルーシやウクライナが尊敬されるほど、どこかの国は加害者がすべての実害を「風評被害」という言霊でケシにかかってきています。

消されますか?私たち。
実害だけでなく、私たちも20ミリシーベルトの中に埋め込まれますか?――

と問いかけられます。

日本の問題点を抉るに

山上憶良の「好去好来の歌」の冒頭に出てくる

「言霊の幸わう国」という

言葉を引用されます。

すなわち、ポジティブな言葉を選んでいる内に

大福腐っていても

それを指摘できなくなった…ということです。

また、その傾向が高じ、

――言霊語るいぜんに、自分の目が、権力者の横暴をみないメガネになっている。
悪をみれないなら、自分の偽善もみれないでしょう――と。

告発に近い日本文化の分析です。

私達は、現状を打ち破るため何ができるでしょうか。

野呂さんは、

「言葉にすることで、生まれる。」

言霊に

改めて力を吹き込もうとなさいます。

――私は私、生きていたい、自分らしく、楽しく!愛されて!
さあ、どんどん声に出していこう!

願わくば被害者のさきわう国に。――

というのが

野呂さんからのメッセ―ジです。

この言霊、

生きて力を得ますように。

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