のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

安倍某は、「成長」の呪縛に囚われて、最低賃金引きの上げを企図している

2016年03月25日 02時28分22秒 | 経済生活
僕は、

正規と非正規の格差を是正するための

こえるべき課題として、

「最低賃金の引き上げ」を訴えた

(もともとは、「同一労働・同一賃金」を主張していた。

拙稿「日本崩壊の 根本」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/3c5c1b7de393cbb3d9ed95c01f12690f

この目標は、志が高すぎる。

そこで実現可能性を考えて「最低賃金の引き上げ」に変更した。

拙稿「安倍首相 / 「賃金格差是正の件、一件落着」(?)」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/8192ea247db8a7a020f1fc3e1c4c6276

自分では、

これで大丈夫なんて、妙な自信を持っていたが――)。

まさか

その訴えと同じ言葉を

この人が使うと思っていなかった。

安倍晋三だ。

日刊ゲンダイによると、

彼は、昨年11月、

「最低賃金を毎年、3%ずつ引き上げる」

と明言していたという

(下記〔資料〕一片目参照)。

その理由は、

そうしないと、

2020年にGDP600兆円に

達しないからだそうだ

(知らなかったな)。

しかし、安倍某のその決断に従えば、

中小企業が片っ端から倒産していくことになる。

何となれば、実は、今現在、

これらの企業はボロボロな状態だからだ。

人件費というコスト増大は、

到底、耐え得ない。

したがって、

最低賃金の引き上げは、

中小企業を悪化した財政から救い出してからにしなければならない。

この記事を読んで、

「大師克(か)ちて相い遇う」

という易経の言葉を思い出した。

同じ行為でも

「良い人間と行えば良いものとなる」

という人生の極意を伝えている中国古典の名言だ。

安倍某の

この逸話を通して

よき具体例を見出した。



〔資料〕

「今すぐ狂乱非道政治を止めさせろ」

    日刊ゲンダイ(2016年3月24日付<23日発行>)








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