のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

山谷えり子国家公安委員長の醜い婚姻観

2014年09月20日 16時58分11秒 | 安倍某とそのお友達
松井計‏@matsuikeiさんのツイートです。

――山谷大臣、離婚禁止法を作れといったり、普通選挙制度を否定してたりするんだね。これまた凄い話だなあ。前の西田議員の主権国民否定の時にも感じたけどさあ、普選制度があるからこそ、あんたみたいのがlowmakerになり、あまつさえ大臣にまでなって発言権を与えられてるんじゃないのかね?〔9:40 - 2014年9月20日 〕――

山谷えり子参議院議員国会報告(*http://mid.parfe.jp/kikannsi/115.pdf

によると、

「そもそも、男女共同参画で生じた諸問題は、一発で解決が付く。「離婚禁止法」を設ければいい。戦後、米国が押し付けた「民主憲法」の三大悪条項は「9条」と「普通選挙」、それに「婚姻の自由」ではなかろうか」

とのことだ(金吾@川内原発再稼働反対!! @kingo999 さんのツイート〔10:06 - 2014年9月20日 〕参照)。


男女共同参画で生じた諸問題が

どうして

「離婚禁止法」を設ければ

一発で解決することになるのか――。

上にリンク付けされている

pdfに、

その解答が記されている。

すなわち、

戦後、平和憲法において、

税金を

まともに払わない者にまで

「婚姻の自由」を

認めたがため

子どもと言う重荷を

女性が

担うことになったという、

同氏の

問題意識が

見えてくる。

貧乏人には選挙権を

与える必要がないのと同様に、

結婚を

許す必要がない。

背景にあるのは

貧乏人は、

裕福な者が有する

戦争する権利が具体化する弾だという、

まあ、そんな人間観だ。

しかし、さすがに

婚姻をするなとは言い難いので、

最低限、

離婚を許さない、

という主張をしているわけだろう。

その考えを正当化するために

子どもを持ち出す。

そうすると、

ありゃりゃ、不思議なことに

優しいおばちゃんに見えるではないか。

しかし、それは、

どこまでも外見だ。

そもそも婚姻の自由を享受する

資格のない者が

結婚をして

できちゃった子どもの養育のため

社会保障と言う形で、

国家が

犠牲になる必要ないはずだという風に考えるのが

この人の主張の眼目だ。

当然、

子どもを守る労苦は親が引き受けるべきなのだ。

要するに、

貧困家庭の社会問題は、

貧乏人が

結婚さえしなければ、

一挙にけりがつくというわけだ。

「離婚禁止法」の理念は、

いわば、

上述の考えの裏返しだ。

子どもを育てられないという貧困家庭の

困窮は、

家庭内に閉じ込めておくのが

正しいとする。

つまり、

臭い物には蓋をしておけってわけだな。

山谷氏にあっては、

子どもが

男女共同参画事業のくびき、

すなわち、‶重荷”という観点からでしか

考察されていないことに

注意を払うべきだ。

「少子化」問題は、

富裕層が

抱えている難題であって、

貧困層にあっては

アンタッチャブルであっていいという認識だ。

重心は、

「婚姻の自由」の

廃絶にある。

この考え方を押し詰めて

考えれば、

人生の負け組となった貧困層の

断種、

あるいは、ホロコーストに

行き着くだろう。

ナチスのユダヤ人排撃の

構図が

山谷氏にあっては、

貧困者相手に再現されているわけだ。

それが

この人の

政治的立場だったのだな。

僕は、

大袈裟に言ってない。

一種の極論であり、推論であると思うなら、

上記「参議院議員国会報告pdf」を

じっくり読んで見ればいい。

ネオ・ナチと

記念写真を撮ったということが

問題でなく、

山谷えり子というネオ・ナチが

権力という

手足を得たことが

問題なのだ

ということがよく分かる。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
山谷えり子参議院議員の発言ではありません (XMM)
2014-09-23 09:51:40
以下の発言は、山谷えり子参議院議員の発言ではありません。

>男女共同参画で生じた諸問題は、一発で解決が付く。『離婚禁止法』を設ければいい。
>戦後、米国が押し付けた『民主憲法』の三大悪条項は『9条』と『普通選挙』、『婚姻の自由』

リンク先の文章を読む限り、学習塾を経営している某人が「山谷えり子参議院議員の質問の前座」として書いた文章です。



リンク先(http://mid.parfe.jp/kikannsi/115.pdf

(学習塾経営者の文章:ここから)

>今回は「男」と「女」、「男女問題」の
>話。私のもっとも得意中の得意分野(?)。
>勘違いしてもらっては困る。山谷えり子
>参議院議員が提出した、「第三次男女共同
>参画基本計画に関する質問主意書」の話。
 ・
 ・
 ・
>今回この中で、特に「第三次男女共同
>参画基本計画」について話してみよう。
>趣意書、答弁書は後述する。

>そもそも、男女共同参画で生じた諸問題
>は、一発で解決が付く。「離婚禁止法」を設
>ければいい。戦後、米国が押し付けた「民
>主憲法」の三大悪条項は「9条」と「普通
>選挙」、それに「婚姻の自由」ではなかろう
>か。「9条」は論じるまでもなく、税金をま
>ともに払わない人にまで選挙権を与えた
>り、「男女共同参画」なるもののルーツとな
>る結婚と離婚の自由。
 ・
 ・
 ・
>私の生業は「学習塾」。成績、性格等問題
>の多い生徒は圧倒的に離婚家庭。差別では
>ない。統計だ。とにもかくにも国家の基礎
>「家庭」の「崩壊の連鎖」だけは止めなけ
>ればならない。前座が長くなりすぎました。
>議員の質問趣意書をお読みください。

(学習塾経営者の文章:ここまで)

(山谷えり子参議院議員の質問:ここから)

>質問主意書(内閣参質176第47号)
>菅総理は本年十月一日の衆参両院本会
>議での所信表明演説で、「働く女性を応援
>し、男女共同参画を推進します」と述べて
>いる。

>「異性愛を理由として困難な状況に置か
>れている場合」を具体的に想定して記述
>したものではない。

(山谷えり子参議院議員の質問:ここまで)

以上です。
返信する
☆ XMMさんへ (忠太)
2014-09-23 10:35:58
ご指摘、ありがとうございます。

しかし、肝心なのは、山谷氏の質問の背景です。どういうお考えでの質問であったか。

前座の方は、それを非常に正確かつ分かりやすく解説されているように思います。いちいちの文言でなく、山谷氏の思想の何たるかが問われているのです。

その点、お忘れなきようにお願いします。
返信する

コメントを投稿