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詭弁の人・古市憲寿 マシンガントークで政権擁護 すごいな

2018年04月20日 12時10分26秒 | 日本の現状


動画は、

古市憲寿(ふるいち のりとし)が

構造的って、

政権の問題じゃないってことですか

と司会者に尋ねる

というところからやり取りが聞こえだす。

以下、

対話を書き起こす。

古市:政権が変わっても

セクハラ問題が起きる
わけじゃないですか。

司会:僕が言っているのは

嘘をつくという問題。

古市:今の問題がなくなれば、収まるような問題なんですか。

司会:セクハラの問題は分かりません。

何が出てきても

嘘をつき通すというのは構造的な問題と思います。

小倉:古市君の論法で行けば、

これから変わっても同じようなことが起こるんではないですかみたいなこと言ってたら

前に進めないじゃないですか。

古市:でもそれが今の安倍政権を降ろしたら変わるかっていったら

変わらない気がするんですよ。

たとえば、支持率が下がっていることと、

安倍政権が今すぐ止めるべきかってこと分けるべき
かと思っていて…

司会:今問われているのは、セクハラ無くすことじゃなくて、

セクハラあるけれど、あったときどうするか。

出来るだけ、ゼロには、理想はそうですよ…

古市:セクハラとか公文書改ざんとかできるだけない方がいいと思うのですよ。

その仕組み作っていくために、何がベストなのか考えるときに、

はたして政権を変えることなのか、それとももっと違う方法があるのか (了)

――― * ――― * ――― * ―――

書き起こしてみた。

しかし、正直、何を議論してるのか

よく分からない。

そこで、理解のために、古市君の主張と考えてよい部分を

赤で色づけした上、抜き書きして見る。

で、次の三つの命題に整理する。

(1)政権が変わってもセクハラ問題が起きる

(2)(ⅰ)支持率が下がっていることと、(ⅱ)安倍政権が今すぐ降ろすべきかってこと分けるべき

(3)「嘘をつく」という構造的な問題は、政権を変えることがベストな解決策なのか。


<検討>

(1)~(3)を通して、

全体としては、

政権を降ろしても何も変わらないから、政権を降ろすといった

考えを持つの止めましょうと

言っているようにしか聞こえない。

支持率が

でっち上げられたものでないとするなら、

国民の

為政者への信託の度合いを示すバロメータのはずだ。

だったら(2)の(ⅰ)と(ⅱ)は、

国民主権原理の顕現と言え、断じて切り離すべきものじゃない。

以前、政権の今後を考えるのに

支持率にかからせるのは可笑しいと主張した。

それは、

マスコミが内閣支持率と称して

出鱈目を報道している可能性があったからだ

(拙稿「きむらともさんが僕と同じことを言っていた! 「内閣支持率なんて、そんないくらでも操作できる」」参照)。

☆ 記事URL:https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/6965ec05230bdbbea27fa1a4222d5a23

そうでないという想定で考えるのなら、

(ⅰ)支持率が下がっていることと、(ⅱ)安倍政権が今すぐ降ろすべきかってこと分けるべき

という前提は、

不合理だ。

実際、支持率が小さいということは、

選挙の敗北につながる。

欲しなくても政権が転覆してしまうわけだから、

切り離して考えるのは間違っている。

では、なぜ、支持率が下がるのかと言えば、

現象的には

公文書の改ざんやセクハラ行為に対する批判を通して、

政府への信頼が失墜したからだ。

そして構造的であり、本質的に見える、

首相の嘘をつき通し何があっても説明責任を果たさない本性のため

国民が信頼しなくなったという意味で

国家の土台が

可笑しくなっている。

それら現象と本質、両者が相まって、

戦後70年、

かつてない国民の不信感で

政治の構造が揺れているということだろう。

直ぐには

混乱を取り戻し得ないだろうが、

国民が

政治を取り戻すには、

安倍政権に降りてもらうしかないと思うな。



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