のんきに介護

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議会の上下両院合同会議において、安倍某がスピーチを行う代償 ~ 植草一秀氏の見方

2015年04月24日 23時29分00秒 | ファシズム
サイト「植草一秀の『知られざる真実』」において、

安倍某は、

4月下旬に訪米して、議会の上下両院合同会議でスピーチを行う。

代償として

何が差し出されるのか――。

植草氏は、

その間の事情につき、次のように説かれる。

――歴史修正主義者には議会での演説機会を与えて来なかった米国議会が、安倍氏にスピーチの機会を与えるのは魂胆があるからだ。日本がTPP交渉で完全譲歩することと引き替えに、議会でのスピーチ機会が与えられたのである。日本の首相がこのような行動を取るなら、国益も国民の利益もすべてが吹き飛ぶ。これを「国賊」と呼ぶのである――と。

民主制が健全に成り立っているのなら、

2012年12月の総選挙の際、

自民党が呈示した公約が投げ捨てられることはない。

すなわち、

――

 1 政府が、「聖域なき関税撤廃」を前提にする限り、交渉参加に反対する。


 2 自由貿易の理念に反する自動車等の工業製品の数値目標は受け入れない。


 3 国民皆保険制度を守る。


 4 食の安全安心の基準を守る。


 5 国の主権を損なうようなISD条項は合意しない。


 6 政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる。

☆ 記事URL:https://www.jimin.jp/policy/policy_topics/recapture/pdf/055.pdf

――



との6項目は、遵守されるはずだ。

しかし、辺野古米軍基地建設反対の意思が明示されたにもかかわらず、

安倍晋三政権が辺野古米軍基地建設を「粛々と」推進しているということから分かるように、

我が国の民主主義は、

名ばかりのものになってしまっている。

その現実を謙虚に見据えるなら、

植草一秀氏の分析は、

極めて的を射たものと納得できる。

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