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のんきに介護

母親と一緒の生活で、考えたこと書きます。

傍聴の権利

2014年02月19日 15時07分32秒 | Weblog
特定秘密保護法制定のとき、

傍聴席から

靴を投げ込んだ人がいました。

国会の議場を

取り締まる吏員に

捕縛され、

場外に連れ出されました。

それに関する

漫画です。


12.6秘密法弾圧救援会@himitsuho_9enさんのツイート〔17:05 - 2014年2月18日


国会という

国民の代表者が

集まり

議論する場であっても、

「お前、病院に行けや」等、

誹謗中傷の嵐。

そしてどさくさに紛れて、

成立するのが

徹底した国民監視法である

「特定秘密保護法」

会議での説明を避け、

外遊ばかりしていた首相が

強行採決の後、

「自分が丁寧な説明をすれば良かった」

などとのたまう。

こういう形で、

国民の反対する機会を

国を奪っています。

まず、このような制度として

抱え持っている暴力のあることに

目を向けましょう。

次には、

そのような暴力に対する

抵抗として

庶民の振るう暴力がありえます。

それが、

たとえば、

上の漫画に描かれた

「靴の投げ込み」

であったりします。

靴を投げ込んでいいとは言ってません。

注意して欲しいのは、

この行為が

抵抗としてなされた行為です。

三つ目の暴力は、

そのような庶民の暴力を取り除く暴力です。

これを弾圧としての暴力と呼びます。

さて、

ここで、

上の漫画家さんが

訴えておられるのは、

無条件に許している初めと終わりの

暴力を肯定して、

間に挟まれた

暴力を否定する根拠の合理性についてです。

選良のなす行為だからと言って、

居眠りをする議員、

テレビカメラのあるときだけ

パフォーマンスに興ずる議員達、

傍聴する人間は、

あたかも観客として

聞き入っていなければならないという

暗黙の掟に

正当性があるでしょうか。

そこが

問われている事件なのでしょうね。

さて、

このツイートの主さんの

ホームページが

あります。

そこに、

「国会内で逮捕された「秘密保護法と闘う男」(Aさん) を助け出そう!」

とありました。

靴を投げ込んだ人を

Aさんと呼ぶらしいです。

東京地裁が

この方の保釈を認めたようです。

東京地検に

「保釈取り消しの準抗告をするな!」

という電話・FAXを

集中させて下さいとのことです。

☆ 記事URL:http://himitsuhokyuen.wordpress.com/2014/02/18/525/

実際に

電話・FAXするかは別にして、

次の点は、

しっかりと考えたいです。

「国会傍聴」につき、

議員が

好き放題の暴言を吐き

民主主義を根底から否定するような

悪法を制定させても不問。

他方、

選良でない

民間人には静かな傍聴を求め、

礼儀正しさばかりを厳正に求めるのは、

国民は

「服従」

する存在とされているのは明瞭です。

程度を越すと、

せっかく認められた傍聴の趣旨が

歪められてしまうでしょう。

すなわち、

本来で言うと、

国会で議論する主体は

国民のはずです。

傍聴は、

それ故に認められる

国民主権由来の権利です。

そこを

忘れないようにしたいですね。








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