ALIVE

S.THUNDERS diary

アクセス解析&コメント式にしました。

もうすぐ雪が降り出す

2007年12月03日 | Weblog
もう何をしていたか覚えていない。
たぶん夢うつつの練習をまたまたしていて、良いフレーズができたので
それをひたすらジャムセッションしていた。

ゆきちゃんすげーな、俺なんかが絶対に考えれないメロディーやスケールを持ってくる。あいつはなかなか天才かもしれない。
あいつは俺を天才と言うけれど、それはどうかな。むふふ

最近っていうか、ここ何日かだけどテレビジョンを見る機会が増える。
テレビはニュースしか見ないが、最近はニュースもつまらない。
いや、最近と言うか物心ついた頃から俺は気に入らなかった。

どうでもいいような事を世界の終わりみたいに大袈裟に話しやがって
あのニュースキャスターの口先から出る言葉の一つ一つがいちいち気に障るのは
多分おいらが小さな人間だからであろう。わかってるよそんな事。


今、邦楽ブームらしい。昔からあるあの馬鹿小説の恋空が何故か巷で
大流行。おいおい、本当に感動しているのか?
あんな低学年の書くような文才もないまるで中身のない3流小説が。
だいたい、彼氏や彼女を病死するというシナリオにしていれば今の日本人は
たいてい感動して、本が売れる。
あんなもので感動するなんてなんて感受性が貧しいのか。
騙されるな馬鹿者ども、けっしてあれは良い内容ではないぞ。

少し奇抜なセックスアピールや法律を犯し鬱病患者のフリをすれば
小説なんて若いくそまんこどもに売れるんだよ、知ってるかあんたは?
そんなもん金パチ先生がもうとっくにしてるんだよ昔に。
まるで今のハードコア界でスターリンのパチもんばかりでてきてるみたいに
俺は気味が悪い。話は脱線するが、あのパチもんどもは恥ずかしくないのか。

メイクも曲調もパフォーマンスもまるでスターリン。
俺にはカラオケで物真似をして歌う連中となんら変わらんように思える。

俺も目の回り真っ黒だけど。パチもん。

話を戻す。
ゆきちゃんのジャムセッション.....話を戻しすぎたかもしれない。
そう、感動映画の話だったっけ。
もっと感受性がほしい。もちろんおいらにも。ちょっと綺麗な空とか
ほんのわずかな景色じゃもうもしかして誰も何も感じなくなってきているのか。
街の中は本体のない人影ばかりがウロウロしていて、みんな一体何を考えながら
毎日生きているのか教えてくれ。

虫かごの中にいるコオロギやバッタみたいに、無機質で、それが自然のように。

感受性が溶ける。

とろけてしまいそうなあの感覚はもうおいらにも人々にも欠落しているといえよう。

なるべくなら、なるべくならほんとに性もないと思えることでも、ほんのわずかな事でも、胸を熱くする何かが今ほしい。
きゅーんってなったりドキドキしたりって今の世の中では恐らく少なくなってきている。

なんでだろう、もう世の中がこんなにおかしくなってきているから、こんな些細な事では誰も受け付けなくなっている。
ニュースでもそう、新聞でも、漫画でもアニメでも、もちろん私生活でも犯罪でも薬物でも、恋人でもセックスでも、残酷や残忍な色が強くないと、ちょっと普通という路線からはずれないと誰も何も思わなくなっている、誰かが死なないと、いや、むしろ死んでしまってももうテレビのニュースは何も悲しくなくて、あんたの両親が海に飛び込んで死んでしまってもあんたのまわりは残念そうな顔をしばらくするだけで、
誰の心にも、誰の心の奥の柔らかくて暖かい所には届かない。

なんて哀れなんだ、もちろん嘆いているのは自分に対しても同じ、あんたや世間に書いているんじゃないし俺だって特別な人間だと思っちゃいない、みんなと変わらん
平凡な人間。

だから辛い、こうしてわけもわからんうちに心の一番気持ちいいところが時代という目に見えない敵とも言える邪念に奪われて言っている。

昔の人は、よく絵に描いた。綺麗な風景や海、空を水彩画や油絵、墨絵、
なんてこった、今ではパソコンや機械でどうにでもなる。
これも時代が作り上げた文明という狂気、凶器に俺たちは削られている。
気付かなくちゃ行けない、大事な事だから、気付かなくちゃだめだ、これは本当に誰に対しても大事な事だから。

時代にあわせる必要なんてないし、反抗もいちいちしなくても良いと俺は思うが、大事なものっていうのは絶対に時代や文明だからと言って捨ててはいけない。

俺たちは悲しい時代に産まれたのw気付いているか?
不自由もない、繋がれることもない、貧困もない、貧乏もない、飯はある、仕事はある、金もある、喉が渇けばどこにだって蛇口があり、腹が減れば、どこにだって飯があり、どこにだって自由がある。

なのになんだ、みんな揃いも揃って反抗しやがって、何にみんな不満を抱いてる、パンクってなんだ、パンク精神ってなんで日本人がわかるの。
みんな良い飯食ってるだろ、風呂もあるし、家族もいる、布団もある。
なんで、何に不自由して大きな声で世間を憎む、

悲しい時代に産まれたよな俺たちは。
まるで水がないのに泳いでいる魚に見える。

俺はもうわからない。わからない方がいいのかもしれない。
政治家が贈賄で捕まる。賄賂を税金から受け取る、しかし考えろ、俺たちに
なんの被害がある、拉致問題、これだって俺たち自身になんの危害がある、

俺はなんとしても世界を変えてみたいと偉そうに言う。
が、わかってる変わるわけがない。
本当に変えたいのならもっとこの音楽に使う時間や金、全てを利用して
勉強して、がんばっていずれ政治家を目指すのが理想かもしれない。

ま、よくわかんないんだけど、なんで自分がこんな不自由も知らない
感受性の欠けた時代で歌を書いているのかがわからなくなっていた。

真剣に考えなければ行けない、適当に音楽をしちゃいけない。
遊びで人生を捨ててる、賭けているわけではない。
真剣にこの事を考えて誰の意見でもなく自分の答えを見いだす必要がある。


感受性がほしい。
世の中にたとえそれが少なくとも俺はどこかで見つけてそれをポッケにしまいこみ
明日も旅を続けていた。

長く書いたかも知ればないが、俺はギターを弾きながらいつも考えている。
ずっと考えている。眠れない本当に、真剣に考える。



うそだよ

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