泣き言トランポリン

ここ何日かまたまた俺は小旅行に出かけていた。
うむうむ、金などは持っていないがなんとかなるのだ。
男の旅に必要なのは勇気と想像力だ。
それっぽい事をチャップリンが言っている。



紅葉を見に行ったり真夜中の大阪城でDEGENERATEとようじろう先生と
四国の女子と遊んだり泳いだり。

夢のような毎日だった。
刺青も段々と完成していく。
なにか、自分が生き急いでる気もせんではないが、明日くたばるかもしれないし
もしかしたらでたらめに長生きするかもしれない、それが運命というものらしい。

おかげさんで毎日を精一杯生きることが出来ている。
何度も書くんだけど、できるだけ職場と家の往復の毎日は避けたい。
目的のある毎日を生きたい。ほんの僅かな事でも小さな事でも良いんだけど、
なるべくなら毎日なにか感じていたい。

家に帰ってきてこの空っぽで何もない部屋があまりに窮屈で死にそうになる。
ここで俺がもがいたところで世界中の誰が振り向いてくれるというのか。
ここで俺が大声で叫んでも誰に声が届くというのか。
俺は一人が好きだけど一人が嫌いで、こういう時間すごく臆病になる。
何かの副作用かもしれない、何か昔のツケが清新に巡り巡ってるのかもしれない。
だが、おそらくは産まれもっての俺の感覚。

何もない部屋がいつだってナイフのように俺の首筋を狙ってるのがわかる。
誰だってさみしがりやだろ。知っとるぜ俺は。

最近毎日いろんな人から電話が鳴る。
もちろんほとんど出ていない。

気付いたら自分は何かをしている。気付いたらいつも時間に追われている。
そもそも長電話が嫌いな性分、長電話する時間がおいらにゃない。
１分の時間も俺は自由に使いたい。
ギターを弾いている。ここ最近ずっとそんな気がする。

もっと時間がほしい。風穴だらけの部屋で
いつも時間に押しつぶされそうになる。


はっきり言おう、毎日血便がまた出だしている。
ストレスで出るものなのかメカニズムがわからない。
何ヶ月に何回かこういう周期がある。胃が痛いわけではない。

錯乱していく。自分が錯乱している。
性欲もおかしい。異常なほど最近は身体の調子が悪い。こういう事なかなか書かずにいたんだけど、たまには書き出したい。

俺の家の便器の内側は血痕がつきだして、俺の枕は何度洗っても
真っ赤な染みがついている。
もしこれがギャグに例えるなら、歯槽膿漏と切れ痔。

それだったら笑ってビルから飛び降りたるわ。

ちょっと心がへんてこりん。
まいった。

たまには泣き言を書いてもよかろう。

時間がない、金がない、時間がない、電話が嫌い、鳴り続ける電話、
時間がほしい。

おもいっきりでっかいトランポリンで宇宙まで行ったり来たりしてみたい。
たぶんそれで俺ハッピーな気分になれる。