NPO法人テクノシップのブログ

テクノシップの行事のお知らせや白金台教室での出来事を掲載しています

雨上がりの快晴の真冬の公園で

2015-01-28 | 教室日記

秋の行事のつながりからこの一月の終わりまで、白金台教室は利用生の出入りと通信機器の不具合などで慌ただしさが増したものの、教室生はそれぞれのペースで明るく毎日を過ごしています。あまりのご無沙汰に何処からお話ししたら良いものやらと思いつつ。

さて、年明け、散策の時間に「山の手七福神」のうち教室近隣の四福神さまを巡ってきました。どこも小さなお寺なのですが外国の方や年配者など人出。年末には、明治学院大で洋館と冬バラを見たり恵比寿でクリスマスの飾りを見たり、台場でのお祭り「ヨーロピアン・クリスマス・スイーツ・ストリート」で港区福祉売店の商品を寒風のテントで販売したりもしてきました。通年、散策の時間は木々の気配を感じられる教育園などで過ごすのですが、年末年始の風物は(自宅と教室の行き来が中心の人などには、より)刺激になったようです。

恒例の「書き初め」は、墨アートの講師の方に一年ぶりで会う教室生も多くて「お姉さんになったわねぇ」などと話しながら今年の抱負を記していました。思いの外(今年は平和に)皆が清書を終わらせたので「未年寄せ書き」をしてみました、仮名でも漢字でも一文字寄せるものです。急な発案に戸惑いはあったようですが皆で順番を決めて、テーブルの上の紙に東西南北から書き加えていきました。

さをり織り好きな人が(さ)と書いたら、その上に(寿)がきたり、何人かの後に真ん中があいているとみたら(友)とドーンと入ったり、それに向き合うように(中)があったり。何を書くんだ書くんだと離れて見ていたら名前の(正)を四角を塗りつぶすかのように太い線で書いたり。好きなキャラクター「孫悟空」から一文字と悩んで(悟)を、好きな(本)を、結か、婚かと辞書を持ち出して迷っているからどっちかなと思っていたら‥皆の視線をくぐって(結婚)と書ききったり。(元)と書いた人は、元気で過ごすことを願って。

土用が開けると花壇の世話を始める頃です。昨秋は、デング熱騒ぎなどで出動の少なかった作業を利用生もスタッフも固まってきたので増やしたいです。すっきりとした真冬の昼の人の姿のないどんぐり公園で改めて願いました。体調を崩された人が元気を戻しますように。皆が健やかに過ごせますように。