株式会社 希望(のぞみ)のブログです。

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「インファナル・アフェア」 

2011-07-27 23:00:52 | 日記

 

◆【 本日のNews
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少し古い作品で恐縮だが、2002年の香港映画を紹介しよう!監督はアンドリュー・ラウとアラン・マック。2003年10月11日日本公開されたこの映画は、当時話題になったが未だ見たことが無く、ようやく見れた!というのが率直な感想だ!何故見たかったと言うと、この作品は脚本の素晴らしさから、ハリウッドでマーティン・スコセッシ製作、レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン主演で、『ディパーテッド』という作品名でリメイクされ、アカデミー賞やゴールデングローブ賞など各賞を受賞したオリジナル作品だからである!実はディパーテッドも見れていないのでいささか、語るにはおこがましい気もするが(笑)少し辛抱してもらおう(すみません)

ストーリーのあらすじは、潜入捜査官としてマフィアに入り込むヤン(トニー・レオン)と、そのマフィアから警察に潜入するラウ(アンディ・ラウ)の物語。警官として苦悩するヤンと、組織を裏切り善人になろうとするラウが対照的に描かれているこの作品は、人間が本来、持ち合わせている「善と悪」に鋭く切り込んだいわば、心の葛藤を丁寧に描いているように思えた。同じ警察学校で学び、それぞれに違う道を歩む二人、人生のいたずらなのか?それともそういうレールの中でしか生きられなかったのか?答えは最後までみつからない!そういう映画である!

それでは、何故、ハリウッドがこの映画に着目したのか?私が思うに筋書きは単純ではあるが、二人の心の葛藤の中に今までのアクション映画にはない、辛く切ない人間の裏側が描写されていたからでは無いだろうか?映画の最終章は基本、善が勝利する!逆に映画といえども、悪がはびこる世界には出来ないと言うメッセージが特にアメリカ映画には義務付けされているように思える!実際、映画は夢を売る商売!悪が善を滅ぼしてはならないのだ!その部分については、暗黙のルールがあるのだが、、、

この映画は、そのタブーに挑んだ映画でもあるのだ!!!果たして「善と悪」どちらが正しく片方が誤りだと、どうして言えようか?世の中、そうは簡単では無いのが現状のような気がしてならない!善の為の悪も、時に人を勇気づけることもあるだろうし、悪は善を守るため、必要な場面もあるだろう!言葉の掛け違いと思う方も多いだろうが、「正直者は損をする!」という言葉があるように、「善と悪」とは表裏一体なのかも知れない!

ただし、どんなに強がっても、どんな生き方をしようとも、最後は己の魂一つなのである!人は決して自分には嘘はつけない動物だから、、、

映画のラスト!見たくなったでしょう?(笑)

それでは又、お逢いしましょう!


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「レオナール・フジタ作品展」

2011-07-27 00:52:58 | 日記

 

◆【 本日のNews
◆7.26 【東大阪情報】→こどもマジック教室 7月30日(土) グリーンガーデンひらおか
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先日、某百貨店美術画廊で「レオナール・フジタ作品展」(藤田嗣治~ふじたつぐはる~)を鑑賞してきました!最近何故か、美術鑑賞にハマっている?特に美術論も無ければ絵画や彫刻等に特に興味があるってことも無いのだけれど、作品を前にして頭をからっぽにしてぼーっと、ただ見つめているだけで癒される気がするんです!どこか病んでいるんでしょうか?いやいや、一応正常だと自分では思っているんですが(笑)、、、いらいらしたり、行き詰まったり、何かしっくり来なかったりしていても美術品の前にいると不思議と心の中がすーっと洗われるような気がするのです!皆様も良かったらお試しください!

そんなわけで、特に作者、対象美術を限定せず、時間が空いたときに開催されている作品展をフラーッと覗くのが好きなんです!先日観賞した「レオナール・フジタ」の作品もそんな見方の中の1アーティストでした!

彼は東京都出身の画家・彫刻家であり、現在においても、フランスにおいて最も有名な日本人画家なのだ。猫と女を得意な画題とし、日本画の技法を油彩画に取り入れつつ、独自の「乳白色の肌」とよばれた裸婦像などは西洋画壇の絶賛を浴びた。エコール・ド・パリ(パリ派)の代表的な画家である、、、足跡については非常にシンプルであるが彼は生涯、日本人でありながら、日本において評価されなかった不遇の美術家でもあったような気がする!

1913年(大正2年)に渡仏しパリのモンパルナスに居を構えたフジタは、パリでは既にキュビズムやシュールレアリズム、素朴派など、新しい20世紀の絵画が登場しており、日本で黒田清輝流の印象派の絵こそが洋画だと教えられてきたフジタは大きな衝撃を受ける。この絵画の自由さ、奔放さに魅せられ今までの作風を全て放棄することを決意した。「家に帰って先ず黒田清輝先生ご指定の絵の具箱を叩き付けました」とフジタは自身の著書で語っている。
当時の日本画壇はフランス留学から帰国した黒田清輝らのグループにより性急な改革の真っ最中で、いわゆる印象派や光にあふれた写実主義がもてはやされており、表面的な技法ばかりの授業に失望した藤田は、それ以外の部分で精力的に活動した。観劇や旅行、同級生らと授業を抜け出しては吉原に通いつめるなどしていた。1910年に卒業し[、精力的に展覧会などに出品したが当時黒田清輝らの勢力が支配的であった文展などでは全て落選している。

結局、日本では認められず、単身パリへ渡るのである!先述のとおり、光を浴びたフジタは精力的に作品を制作し、面相筆による線描を生かした独自の技法による、独特の透きとおるような画風はこの頃確立。以後、サロンに出すたびに黒山の人だかりができた。サロン・ドートンヌの審査員にも推挙され、急速に藤田の名声は高まったのである!フジタはそのFoujitaという名から「FouFou(フランス語でお調子者)」と呼ばれ、フランスでは知らぬものはいないほどの人気を得ていた。1925年にはフランスからレジオン・ドヌール勲章、ベルギーからレオポルド勲章を贈られたのである!

戦時中日本に戻っていたフジタには、陸軍報道部から戦争記録画(戦争画) を描くように要請があった。国民を鼓舞するために大きなキャンバスに写実的な絵を、と求められて描き上げた絵は100号200号の大作で、戦場の残酷さ、 凄惨、混乱を細部まで濃密に描き出しており、一般に求められた戦争画の枠には当てはまらないものだった。しかし、彼はクリスチャンの思想を戦争画に取り入 れ表現している。戦後になり、日本美術会の書記長内田巌(同時期に日本共産党に 入党)などにより半ば生贄に近い形で戦争協力の罪を非難された彼は、渡仏の許可が得られると「日本画壇は早く国際水準に到達して下さい」との言葉を残して パリへ向かい二度と日本には戻らなかった。フランスに行った後、「私が日本を捨てたのではない。日本に捨てられたのだ」とよくフジタは語った。その後も、 「国のために戦う一兵卒と同じ心境で書いた」のになぜ非難されなければならないか、と手記の中でも述べている。
フジタもまた時代に翻弄された時の被害者だったのかもしれない!とかく日本という国は自国で卓越した技術・才能を持つ者には寛容で無い気がする!特に最先端の流行には疎い気がしてならない!当時彼が発した語録からも容易に想像がつくだろう!逆輸入という言葉がいつの世も存在するのがこの国の専売特許であるのかもしれない!そんなわけで、パリでの成功後、そして戦後と、生前のフジタはついぞ日本社会からは認めてもらえなかった。当時の彼に思いをはせると、やり切れなさだけが、胸に残る、、、されど彼はその歯がゆさゆえに、後世にその名を揺るぎない形で残せたのではないだろうか?

生涯5度の結婚を経験したフジタは、とにかく魅力的な作家さんだったのであろう!彼の作品の中に幾通りものフジタマジック隠されているのだ!油断して見ていると、そのパワーに圧倒されそうになる!それでいて憂いがあって人をほっとさせてくれるような暖かさも併せ持っている!生涯認めて貰えなかった自国への念と、それでも自国をこよなく愛し続けたフジタの気概が魂の様に彼の作品には宿っているのです!!!

最後に彼の心境を歌った短文がある!心にいつも大切に仕舞っておきたくなるような言葉なので、、、「私はフランスに、どこまでも日本人として完成すべく努力したい。私は世界に日本人として生きたいと願う。それはまた、世界人として日本に生きることにもなるだろうと思う。」

また、お逢いしましょう!


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