九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

御勢大霊石神社(福岡県小郡市)

2007-05-07 21:53:05 | 神社参拝ー福岡
 御勢大霊石神社(福岡県小郡市)を掲載しました。

御勢大霊石神社(みせたいれいせきじんじゃ)
【鎮座地】〒838-0115 福岡県小郡市大保1033 旧筑後国 御原郡
【御祭神】足仲彦天皇 (配祀)天照大神 八幡大神 吉富大神 春日大神
【例祭】12月14日 例祭
【旧社格等】県社 式内社 筑後國御原郡 御勢大靈石神社
【御由緒】
神功皇后二年(二〇二)創建、社記・伝説によれば第十四代仲哀天皇は熊襲征伐に当り、橿日宮の本陣より此の地に軍を進められ大保の里が白州で清浄であったので天神地祇を祀り仮陣地とし軍を指揮された。偶々近臣を従え志気を鼓舞するため戦線を廻られた折、敵の毒矢に当られて此の地にて崩御された。皇后は時恰も激戦中で志気の沮喪をおそれ深く秘して仮に御殯葬申し上げた。
熊襲征伐後軍を纏めて御崩御を布告し、御霊柩を橿日宮に移して発喪された。その後三韓征伐に於て御魂代の石を軍船に乗せ、その石に仲哀天皇の御鎧及び兜を着せて征途につかれ、戦勝御凱旋されて、その石を天皇の御魂代として、大保の郷の殯葬の地に宮柱太敷立て斉き祀られ御勢大霊石と崇められた。
今、社前にある石がこれで御剣・御衣も納められ御本體所と称する。御勢を夫にて皇后よりの尊親の称である。
 (神社パンフレット 由緒書きより)

仲哀天皇は熊襲征伐の折、敵の毒矢に当られて此の地にて崩御され、神功皇后は秘して御殯葬申し上げました。
その後、三韓征伐に於いて、天皇の御魂代の霊石を軍船に積み、戦勝凱旋されました。
その御魂代である霊石を殯葬の地である当地に祀られ、御勢大霊石と崇められました。

 福岡県の南部に位置し、西は佐賀県鳥栖市、南は福岡県久留米市に隣接する小郡市大保に鎮座。
西鉄大牟田線大保駅の東、数100mにあります。 

一の鳥居
 現在、参道を横切る道路が整備され、境内入口の新しい鳥居は二の鳥居です、この鳥居は見過ごされそうです。

 参道から拝殿
境内はお年寄りのゲートボール?場になっていて社殿を一周するようにゲートボールのポール(旗)が立てられていました。
 参拝時も大勢の方々が真剣に夢中で楽しまれていました。

  拝殿 
 向かって右に手水舎、左手前に史跡「仲哀天皇殯葬伝説地」があります。

   本殿
 平成元年修復工事が完成しました。

   史跡「仲哀天皇殯葬伝説地」 
御魂代霊石社名になっている霊石
 
 成末神社
御祭神 御勢大霊石大神荒御魂

 社殿全景
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