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大きな望遠鏡をのぞいてみよう! in 椋川 山の子天文台 1日目!

2013年09月06日 | 自然と人のかけはし
高島市の山奥、椋川 山の子天文台を使ってみよう、と
企画した大きな望遠鏡をのぞいてみよう! in 椋川 山の子天文台

いちめん雲が多かったにもかかわらず、10名以上の方にお越し頂きました!

目当ての土星は一瞬で雲に隠れてしまい、見てもらえず。
止む無く雲の切れ間に光る織姫星や近くの二重星、北斗七星の二重星などを入れて
ぽちっと光る星を見ました。

口径30cmもの大きな望遠鏡。
薄雲が流れて、星の光が弱くなったり強くなったり。
そんな様子が見られました。

そのドームで小さなプラネタリウムを投影したり
参加者同士で星の話やちょっとした工作をされていたり。
子どもたちも元気いっぱいでした。


終了して参加者の方を見送り、片付けて帰ろうとした時、
空を見上げると、すっきり晴れてる!
お願いして開けて頂いて、急いで望遠鏡を操作しました
(写真は手持ちデジカメなので、感じだけ…)

こと座のリング状星雲M57

参考:http://www.astroarts.co.jp/alacarte/messier/html/m57-j.shtml

ヘルクレス座球状星団M13

参考:http://www.astroarts.co.jp/alacarte/messier/html/m13-j.shtml

素晴らしかったです!
普段使っている鳥を見るフィールドスコープの6cmでは、
なんとか位置がわかるといった程度なのですが
直径で5倍もあると、リングははっきりと見え、球状星団はブツブツ小さな星がきらめいています

うーん、参加者の方に見てもらいたかったです~!
きっと何度か繰り返せば機会があるかと思いますので、
これからも集まりましょう!

海遊館サテライトギャラリー「ウミウシ写真展」行ってきました!

2013年09月06日 | 自然と人のかけはし
インタープリター(ちょっと奥深い自然解説者)仲間にお誘いを受けて
海遊館サテライトギャラリー「ウミウシ写真展」行ってきました!

大変有難いことに、今回の展示(特に生態展示!)をご担当されている方に
ちょこっと、熱のこもった話を聞くことが出来ました。
なんといいますか、愛ですね~

ウミウシの仲間はカラフルで、適度に動いて面白い、ということだそうで
美しい、そして海で生きているその場での写真にこだわって
17名もの方の写真が展示されています。

そして、かわいい2つの水槽に
小さいけどたくさんの生きたウミウシが展示されています。

よーく探して見てみよう♪
これだけ多くの種類のウミウシが見られるのは、とっても貴重です!

藻類やカイメンなどを食べている姿や、
アメフラシの仲間の眼点(ちっちゃな目!)がポイントです。

10月27日まで、天保山マーケットプレース3階にて無料で見られます。

この夏、海の締めくくりにぜひ!

海遊館も、今年3月に「新・体感エリア」がオープンし、
海氷の下をイメージしたところなどが出来て見てきました。
ワモンアザラシ、激しくかわいいです

秋の訪れ、稲刈り と ショウドウツバメ

2013年08月19日 | 自然と人のかけはし
高島市今津で、稲刈りが始まりました
ザクザクと、コンバインが動きまわり
お米を運ぶコンテナを積んだ軽トラが、あちこちの畦に。

その上を飛び回るツバメ
よく見ると、薄い茶色。ショウドウツバメです。
北海道などで子育てしたあと、もっと南に渡る、旅の途中です

3日前から うちの前ではツクツクボウシだけ。
お盆が明けて、いよいよ秋。

※極早生ハナエチゼン17日に稲刈り始まる:朝日新聞

いるか座の新星を確認しました

2013年08月17日 | 自然と人のかけはし
8月14日に発見されたばかりの新星
星図を頼りに探してみました。

霞む空、明るい上弦の月あかり、そして 羊くらいの雲が空を覆い、
なかなか厳しい条件。

雲の切れ間に、双眼鏡で、わし座、いるか座とたどって星図と見比べます。
少し明るく小さく光る星。これか?と思うも 星図と見比べるのが難。
のんびり晴れるのを待ちました。

晴れた!
鳥を見ている望遠鏡で、いるか座から、一つずつ星を辿っていきます。
何度も何度も見比べて、ようやく確信。
北東の5.7等星より明るく見えます。
なんとか証拠写真撮影!白い縦横の線の交点にある星です。

ところで「新星」って どんな星でしょう。
いくつか種類がありそうですが、今回のは「古典新星」というタイプで

・白色矮星の上に降り積もった水素が急激に核融合して明るくなった星

ということだそうです。もう少し丁寧にいうと

太陽くらいの質量(重さ)の星が年をとると、どんどん膨れ上がり、
外側がそのまま宇宙に広がっていってしまいます。
そして中心に、燃えない「白色矮星」が残ります。

その白色矮星のすぐ近くに、まだ燃料の水素がたくさんある星があると
外側の水素が白色矮星に引き寄せられて、だんだん降り積もっていきます。
だんだん分厚くなってギューっと圧縮され熱くなります。
それが限界を越すと、突然急激に燃えて光り輝くようになります。
…これが新星です。
しかし燃え方が急激過ぎて燃料を吹き飛ばしてしまい、数ヶ月から数年で暗くなってしまいます。



なんとも不思議な…宇宙。


参考:AstroArts のニュース記事

古きより美しくやさしき自然に育てられて

2013年06月19日 | 自然と人のかけはし
かつてPAPER SKYという雑誌で、秋田の自然を紹介する記事の中で
山路愛山の

日本人は、
古きより美しくやさしき自然に育てられて
美しくやさしき詩人たるべく養われたりき。

という言葉を目にしまして、
はぁー っと、やさしく包まれた気がしました。

6/16に さいりん館トークイベントに行ってきて
町家で和の雰囲気を感じたり、
塩見さんの話の中でも 和を大事にしているようなことがあり、
ちょっと考えていました。

自然や風土と 人の生き方へのつながり。


緑豊かで 地球上稀に見る多様性を誇る この島々
対して、例えば極北の雪原や乾ききった砂砂漠

そこで人は、厳しく、美しくなく言葉もないか、というとそんなことは決して無く
北極圏やアラブやアフリカの民は やさしく知恵を気づき、
雪の色や砂、風にたくさんの言葉を持ち、豊かな詩を 伝え聞きます

私たちの住む土地が、かつてここに生きてきた方々の知恵と努力で
今や地球上稀に見る生物多様性を残してきた、それはとても素晴らしいことだから
それを ぜひとも継承していきたい

それと同時に、
おなじ地球上の他の自然をみてきた豊かな感性と知恵を さらに学んで、
自分の暮らす土地と 離れた土地に住む人を 大事に思える心を大切にしたい と考えました

--
やさしく賢き言葉をもつ先輩 加藤真さんから
福島の事故のあと、京都美山で聞いた「日本列島弧の生物多様性と原子力発電…」
内容が読めそうなのでリンクを。
ただし、一見非常にマニアックなので、たとえ生物学の基礎知識がある人でも
「あぁ、自分たちの暮らす土地のことだけど、知らないことがいっぱいだなー。」
また、「感性も、自然の知恵も共に大事だなー」
と感じる材料になれば、と思います
http://ankei.jp/yuji/?n=1611

森のお散歩@朽木いきものふれあいの里

2013年06月01日 | 自然と人のかけはし
夕方に森を歩きました

雨の季節、花の色は タニウツギの赤い色から…


白い色へと移り変わってきました


目立たないけど爽やかな枝、タモの木の仲間


金剛山にもあったフサザクラ。沢沿いのガレガレしたところに生えています



カツラの葉。春に出たハート型の葉の先に、少し細長い葉をつけた枝が伸びて来ました


しっとり 落ち着いた色合い


帰り際に ホンドリスが前を横切りました
少し離れてお食事。一心にかじっていました


1時間くらい歩いた森 いろいろ ぎゅっとつまってました

薪にする木を頂きました

2013年05月09日 | 自然と人のかけはし
滋賀県の北川水源地域振興事務所さんから
薪ストーブの薪にする木を頂いて来ました
ありがとうございます!

高島市朽木の 道の駅の横を流れる 安曇川で
流れの妨げにならないよう 大きくなったヤナギの木などが伐採されました
もったいないし、市内には燃料用の木がほしい方が たくさんおられます

前々から琵琶湖沿いの伐採については、個人的に尋ねてもらいつつ
みんなに知らせてよ、とお願いしていたのですが、
ありがたいことに、しっかり配布として下さいました《結びめブログ》にチラシが残ってます

持てる大きさに切ってくれて、車で横付けできるところに小山にして下さいました
ここまでが 個人では本当に大変なところ。多くの方に公平にするのは大変なことです

大きいのはギリギリ持てるなー、米袋よりちょっと軽いのか?
何キロかな-と疑問が浮かび、体重計で計ってみたところ…

28kgでした。これくらいのが7,8本と 10kgくらいの細めのが同じくらい
後部座席を前に倒したら 余裕でした

大事に使いたいと思います。ありがとうございました

フタバアオイの花

2013年05月07日 | 自然と人のかけはし
関西インタープリター・ミーティング in 金剛山で出会ったフタバアオイ
花の形が面白かったので、クローズアップ写真を載せておきます

花粉を運ぶ送粉者について検索してみたら
自家受粉でも結実するようだが、送粉者はキノコバエの仲間のようです

JES51ポスター発表
http://www.esj.ne.jp/meeting/51/program/proceedings/P3Poster09.html#P3-039c
花の自然史・第五章・カンアオイの花生態:菅原敬著
http://hup.gr.jp/modules/zox/index.php?main_page=product_book_info&products_id=616
それを引用されたブログ
http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Shiro/5314/Asarum/kan-aoi2.html

今回の金剛山、ガイドさんのブログ