前回の記事のように、仙台の展示会に行ったことで、キャブコンもいいかもしれない、という危険なささやきが聞こえてきた我々であったが、最初に我々の人生を狂わせた(?)Auto Camperの2009年7月号を見ると、書いているではないかキャブコン。というか、この号はライトキャブコン特集だったりする。
うーむ、なんかハメられた(誰に?)ような気もするが、まあ気にせずに先に進むことにする。
前回直接見たのは、ロータスRV販売のマンボウイブだったが、このようなボンゴトラックなどの小さいトラックをベースにしたいわゆる「ライトキャブコン」は各社がモデルを競う激戦区らしく、ナッツRVのマッシュやA to Zのアミティ、はたまたバンテックのAtom307など、魅力的なモデルが目白押しらしい。

これらを検討するときには以下のことが気になった。
1.形がいかにもキャンピングカーであることのメリット・デメリット
いわゆる「キャンピングカー」の形状(天井が高く、運転席の上にバンクがある)であることのメリットは空間使用効率が高いということが挙げられる。バンクはベッドとして使えるだけでなく、寝ないのであれば大量の荷物の収納庫にもなる。また、天井が高いため立って歩け、ベッドやダイネット(テーブル・椅子)を広々と使えるだけでなく、トイレやシャワーなどを装備しているものもある。
しかし、容積が大きいということは、それだけ置き場所も問題になるということ。ライトキャブコンの場合、床面積は5m×2mで収まることが多いが、高さはかなりあるため、通常の駐車場を使用するのはちょっときつい。さらに、我々のようなアパート住まいの場合、近所の目も気になる。なんせ駐車場の片隅に得体のしれない巨大な車があるわけだから。
2.走行性能はあまり期待できないのではないか
ライトキャブコンの場合、ベースとなる車はボンゴトラックなどの軽量トラックである。さすがに過積載になることはないように工夫されているとは言え、もともとそれほどパワフルな車ではないわけだから、家具一式を常に持ち歩くのに等しいキャンピングカーとしてはちょっと苦しいのではないか、という不安は頭によぎる。足回りを強化するなどの対策もあるのだが、それはそれで本末転倒ではないか、という気もしなくもないわけで、走行性能が良いに越したことはないなあ、というのが正直なところである。
3.中古で状態がいいものがあるのではないか
ライトキャブコンの場合、人気があるためか、状態の良い中古はほとんど出てこない(あるいは出るとすぐに売れてしまう)。しかし、バンテックのZILなどの少し大きめの車については、かなり中古のタマがある模様(いたるところで見かける)。それだけ名車だということだろうが、するとわざわざ新車で買う必要はないのではないか、という気もしてくる。
4.近くでメンテナンスができるか
これは、キャブコンに限らず東北の中小都市という我々の所在地から必ず生じてしまう問題であるが、普通車の車検のように、ちょっとディーラーに行って修理、ということにならない場合はどうしたらよいか、という問題が気になる。通常は、車両部分を近くの(ベース車の)ディーラーで、架装部分は購入店あるいはRV協会加盟店でメンテナンスという形になるようである。
5.稼働率
これに関しては、実際使ってみないと分からないのだが、とりあえず(運転なども含めて)快適でありさえすれば、まるまる週末が休みのときに何も考えずに出かけてから行き場所を考える、という使い方でも何とかなりそうではある。
とりあえず、以上のような感じで、キャブコンの魅力的なところも大分分かってきたが、本当に購入する場合はいくつかクリアーせねばならないことも分かってきた。
うーむ、なんかハメられた(誰に?)ような気もするが、まあ気にせずに先に進むことにする。
前回直接見たのは、ロータスRV販売のマンボウイブだったが、このようなボンゴトラックなどの小さいトラックをベースにしたいわゆる「ライトキャブコン」は各社がモデルを競う激戦区らしく、ナッツRVのマッシュやA to Zのアミティ、はたまたバンテックのAtom307など、魅力的なモデルが目白押しらしい。

これらを検討するときには以下のことが気になった。
1.形がいかにもキャンピングカーであることのメリット・デメリット
いわゆる「キャンピングカー」の形状(天井が高く、運転席の上にバンクがある)であることのメリットは空間使用効率が高いということが挙げられる。バンクはベッドとして使えるだけでなく、寝ないのであれば大量の荷物の収納庫にもなる。また、天井が高いため立って歩け、ベッドやダイネット(テーブル・椅子)を広々と使えるだけでなく、トイレやシャワーなどを装備しているものもある。
しかし、容積が大きいということは、それだけ置き場所も問題になるということ。ライトキャブコンの場合、床面積は5m×2mで収まることが多いが、高さはかなりあるため、通常の駐車場を使用するのはちょっときつい。さらに、我々のようなアパート住まいの場合、近所の目も気になる。なんせ駐車場の片隅に得体のしれない巨大な車があるわけだから。
2.走行性能はあまり期待できないのではないか
ライトキャブコンの場合、ベースとなる車はボンゴトラックなどの軽量トラックである。さすがに過積載になることはないように工夫されているとは言え、もともとそれほどパワフルな車ではないわけだから、家具一式を常に持ち歩くのに等しいキャンピングカーとしてはちょっと苦しいのではないか、という不安は頭によぎる。足回りを強化するなどの対策もあるのだが、それはそれで本末転倒ではないか、という気もしなくもないわけで、走行性能が良いに越したことはないなあ、というのが正直なところである。
3.中古で状態がいいものがあるのではないか
ライトキャブコンの場合、人気があるためか、状態の良い中古はほとんど出てこない(あるいは出るとすぐに売れてしまう)。しかし、バンテックのZILなどの少し大きめの車については、かなり中古のタマがある模様(いたるところで見かける)。それだけ名車だということだろうが、するとわざわざ新車で買う必要はないのではないか、という気もしてくる。
4.近くでメンテナンスができるか
これは、キャブコンに限らず東北の中小都市という我々の所在地から必ず生じてしまう問題であるが、普通車の車検のように、ちょっとディーラーに行って修理、ということにならない場合はどうしたらよいか、という問題が気になる。通常は、車両部分を近くの(ベース車の)ディーラーで、架装部分は購入店あるいはRV協会加盟店でメンテナンスという形になるようである。
5.稼働率
これに関しては、実際使ってみないと分からないのだが、とりあえず(運転なども含めて)快適でありさえすれば、まるまる週末が休みのときに何も考えずに出かけてから行き場所を考える、という使い方でも何とかなりそうではある。
とりあえず、以上のような感じで、キャブコンの魅力的なところも大分分かってきたが、本当に購入する場合はいくつかクリアーせねばならないことも分かってきた。