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ノー天気で行こう

天竜川でのフライフィッシング

2021年11月27・28日 タフな釣り場 天竜川

2021-11-29 00:33:48 | Weblog

ダムの脇から出ていた水が止まり、また平水に戻ったが、濁りだけは続いている天竜川だ。毎週水位が変わるので魚の付き場も変わって、やりにくいことこの上ない。濁りのおかげで第一プールに魚が残るようになったみたいだ。

また、魚の付き場が少ないのも事実で、放流が金曜日にあった割にはその効果がまるで感じられなかった。土曜日は2バラシのみでノーキャッチ、日曜日は午前1尾、午後1尾となんとか坊主を逃れた形だ。

日曜日の昼食を共にしたメンバーの釣果を記しておく。NKOさんノーキャッチ当たりもなし、杉さんノーキャッチ1バラシ、O久保さん3尾、N藤さん1尾、YSTさん5尾、そして私が2尾である。YSTさんはそれ以外にバラシが2つはあったので、竿が曲がりっぱなしで一人で気を吐いていた。

右岸第一プール最下流で、ウェットでスイング中にドンと当たりました。50あるか、ないかなので50くらいとしておきます。銀ピカで鱗がすぐにはがれる魚でした。

午後、左岸でウェットを流していたら、魚が突然水面を割って暴れている。自分の仕掛けに掛かっているかもしれないと半信半疑でラインを引くと、向こう合わせでしっかりと上あごに掛かっていました。53センチのレッドバンドが印象的なきれいな魚です。別嬪さんですね。

どちらも6番のラビットゾンカーで1尾目は黒、二匹目は白にきました。魚が水面を割って暴れだしたのに、手元には何の当りも感じませんでした。you tubeのスチールヘッドの動画ではよく目にするシーンですが初めて体験しました。

釣れない釣れないとみんな言うけれど、魚はちゃんといるじゃないかと竿頭のYSTさんはおっしゃっていました。

日曜の午後にはフライにチャンスがあるみたいです。ルアーマンに釣られて隠れていた魚が腹を空かせてまた出てきたのでしょう。

 

 


2021年11月20・21日 厳しい天竜川

2021-11-22 01:21:52 | Weblog

 10年以上通っているベテランの人達が次々とボウズになるほど、今年の天竜は厳しい。釣れなくて当たり前と割り切ってしまえば、気持ちの上では随分と楽になる。

秋葉ダムのわきから放水が始まり、水量が増え濁りが入るようになった。前回第一プール右岸は死んだと書いたが、濁りのおかげか、第一プールの右岸にも魚が付くようになった。第二プールは散々たたかれいじめられたせいか、なかなか当たりが出なくなった。今回ウェットでの釣果は得られなかった。コツンと何度か当たりは出たのだが、食いつくまでは至らなかった。とにかく魚がいるところを探すのが仕事だ。流れの中には必ず魚は付いているが、流れの緩いところでも魚が付くようになった。流れの緩いところではやはりルースニングが有効だ。

20日の右岸の様子だ。3人の人物が写っているが、一番端の人は知らないが、二番目がsammyさんで、その隣がsammyさんの知り合いの方だ。この写真を撮った後、その知り合いの人がまずヒット。写真には写っていないが、さらに上の杉さんがほぼ同時にヒット。知り合いの人は取り込んだが、杉さんはラインブレーク。このヒットを見て、私は急いで仕掛けをウエットからウキ釣りに変更する。沈み岩めがけて投げて、一投目で当たりが出た気がしたが乗らず、二投目でちょうど狙っていたところにフライが飛んだ。着水とほぼ同時にヒットしたのだろう、ウキは見えないがラインが引っ張られるので合わせると乗った。やっぱりモップフライですね。

結構いい引きであったが、サイズは40代後半だろう。きれいないい魚でした。上の二人のやり取りと、私がしっかりと取り込むのを見ていたsammyさんから、「羨ましい」とのお言葉をいただきました。狙ったところで狙い通りに出てくれたので大変気分がいいです。仕掛けを変えて二投目でのヒットだ。やっぱり沈み岩だ。その後、沈み岩の向こう側にフライを入れるとすぐにウキが引き込まれた、合わせをいれて一瞬だけ重みを感じたがこれは残念ながら乗りませんでした。後からこの様子をN藤さんにしっかりと見られていたことを本人から聞かされた。

お昼の休憩中に無糖さんがわざわざ挨拶に来てくれた。一緒にいたY田さんも知り合いだそうで話の輪に入ってきてくれた。

21日、日曜日、ウェットで流れの中を探るがひとつの当りも出ない。第一プールの頭、第二プール下流。人は少ないので、気持ちよくロングキャストができる。これで釣れたら本当に気持ちいだろうなと思うが、そう簡単にはいかない。午前中はあちこち探るが私とO久保さんは鯉の当りがあっただけでノーヒット。第二プール下流で粘っていたYSTさんがお昼前にヒット。乗っていた岩から降りる際に滑ってしりもちを突いたが竿は離しません。魚は逃がしません。しっかりと取り込んでいました。本人は必至だったのだろうがしりもちを突いた様子があまりにも絵になっていたので思わず笑ってしまった。毎回楽しませてくれてありがとう。

午後は第一プール右岸でルースニングで粘ることにした。中央の大岩のすぐ下の釣り座に入る。対岸に杉さんが下りてきてすぐにヒットして取り込んでいた。その直後、私にもヒット。小さくはないが大きくもない40台と分かって、取り込みが雑になった。一度掬い損ねて。もう一度掬おうとしたらタモの手前10センチでバレてしまった。ほぼ釣ったも同然だが、取り込んでないのは確かなので写真はありません。対岸の杉さんが2匹を追加した。すごい。しかし私にも当たりが出て、一つは乗ったがラインを引き始めたらバレてしまった。もう一つはライズが出たところを流すとウキが引き込まれたが、痛恨の合わせ切れ。ティペットの途中で切れていた。チェックを怠ったせいだ。また、乗りはしなかったがウキがすっと引き込まれる当たりが何度か出た。ちょっとくわえてすぐに離しているのだろう。

当たるのは竿二本分ぐらいの近場の流れの緩いところだ。流れの緩いところでもそのうちの流れの速いところに付いているみたいだ。魚からの反応があるのはうれしいことだ。遊べればいいんです。モップフライを使い果たして、戦意喪失。辺りが薄暗くなった4時半で終了です。

上の魚と同じ魚です。モップフライをウナギのようにくわえていますね。

 

 

 

 

 


2021年11月6・7日 第一プール右岸は死んだ 天竜川

2021-11-07 20:19:14 | Weblog

毎年川がひどい状態になっていく。右岸側は土砂の堆積のために砂礫で埋まってしまった。魚の隠れるところが無くなって、平坦な川底になってしまった。だから釣れません。YSTさんが朝から頑張って竿を振っても、当たり一つないのが今の中島右岸です。対岸の左岸側でも名手の岡さんが当たり一つなく坊主となるなんて、普通ではありません。第一プールではまず釣れません。第二に行きましょう。

まずは、土曜日、右岸の一番下に杉さんがいた。その横に入る。何も当たらない。杉さんは朝からやっているが当たり一つないという。右岸側は土砂が堆積している。魚の隠れるところが無くなってしまった。昼近くまでやっても当たり一つない。いかんこのままでは完全無欠の坊主だ。移動を決める。第一プールと第二プールのつなぎ目の瀬でよく釣れているのを見ていたのでここにする。ちょうどルアーマンが移動したところだった。しばらくして当たり。引きに耐えようとリトリーブを止めたらバレてしまった。昼のチャイムが鳴って、みんな引き上げていくが、もう少しねばることにした。また少しして当たり、合わせると乗った。また引きに耐えようとしたら、バレてしまった。釣り堀で簡単な取り込みばかりしていたせいか、どうも勝手が違って手を休めてしまう。

お昼に上がると、お久しぶりのHR君から「さっきのは惜しかったですね」と言われた、杉さんと二人で上から見ていたという。

昼食後、第二プール。HR君は59センチの準レギュラーを釣った。胴の太さから行けばレギュラーサイズだが、ちょっと足りなかった。私はHR君の釣った後をやってみたがあたりは出ない。あたりの出ないまま終了である。昼から、雨が落ちてきて、たくさんは降らないので、釣る分には問題はなかったが、寒い。帰ることにした。

日曜日。まずは鮎釣りに入る。放流ポイントの深みでマーカーが沈む。合わせるとぐわんぐわんと首を振る。大きい。しばらくラインを引いてまた手を止めたら、バレてしまった。手を止めたらだめだ。

中島に移動する。右岸にYSTさん、左岸に岡さんがいた。岡さんと少し話をして、第一プールの末端を釣る。何も当たりが出ない。当たりの出ないままお昼である。

HR君は昼前に右岸に現れたかと思ったら、第二プールに行ってしっかりと一尾をものにしていた。彼は今年はラッキーボーイである。

HR君、YSTさんとお昼をとる。後からsammyさんがやってきた。鮎釣りで40台をとったという。

午後はシンクティップに変えて、ウェットで流れの速いところを狙う。まずは第一プールの頭の流れ込みである。中州に移動して、スイング中にどんと来ました。ぐいぐい引っ張ることにしたが、なかなかのサイズで二回もジャンプして大暴れ。その時見えた魚体は幅広であるがちょと寸詰まりに見えた。しかしファイトは素晴らしい。近くまで寄せると、いきなり瀬を登り始めた。これはまずいと止めにかかる。何度かタモ入れを失敗して、御用となりました。58センチです。

反対側の口の蝶番にビーズヘッドのエッグがついていました。今シーズンの初物が出てよかったです。フライは黒のラビットゾンカー6番です。蝶番のところにがっちりとかかっていたので外すのが大変なくらいでした。ティペットはフロロの1.5号なので余裕のやり取りですが、ちょっと緊張しました。面白い。ウェットでスイング中にドンと当たるのは気持ちがいいです。

ウェットで流しながら第一プール右岸を下るがあたりは出ない。第一と第二の間の瀬の途中でトンとあたりが出た。乗ったがリトリーブ中にバレてしまった。残念。

下で粘っていたルアーマンが移動したので入る。しばらくして当たり。ぐいぐい引っ張る。ぐいぐいと引っ張れるはずだ。40あるかないかのサイズだ。

ウェットでスイング中に当たるので楽しい。たいてい蝶番のところにかかっているのでバラシは少ない。続けさまに当たり。今度は第二プールの真ん中で、大きな水柱が上がり、波紋が半端ない。しかしぐいぐい引っ張る。楽しー。魚が岩が3つ並んでいるところに行ってしまう。冷や冷やしながら引きはがす。今度は浅瀬に逃げていくので、これは貰ったとばかりに浅瀬に追い込みタモに掬いました。57センチです。

オリーブのラビットゾンカー6番です。反対の口の蝶番に掛かっていました。向こう合わせなので楽でいいです。大きな波紋が上がり、ドボンドボンと音がするのがいいですね。

5時のチャイムで終了です。初物が出て、3尾とれたので上出来ですね。ウエットに変えて大正解でした。やはり、秋葉の神に大漁祈願と大物祈願をした甲斐がありました。今日もお酒がおいしいです。