毎年川がひどい状態になっていく。右岸側は土砂の堆積のために砂礫で埋まってしまった。魚の隠れるところが無くなって、平坦な川底になってしまった。だから釣れません。YSTさんが朝から頑張って竿を振っても、当たり一つないのが今の中島右岸です。対岸の左岸側でも名手の岡さんが当たり一つなく坊主となるなんて、普通ではありません。第一プールではまず釣れません。第二に行きましょう。

まずは、土曜日、右岸の一番下に杉さんがいた。その横に入る。何も当たらない。杉さんは朝からやっているが当たり一つないという。右岸側は土砂が堆積している。魚の隠れるところが無くなってしまった。昼近くまでやっても当たり一つない。いかんこのままでは完全無欠の坊主だ。移動を決める。第一プールと第二プールのつなぎ目の瀬でよく釣れているのを見ていたのでここにする。ちょうどルアーマンが移動したところだった。しばらくして当たり。引きに耐えようとリトリーブを止めたらバレてしまった。昼のチャイムが鳴って、みんな引き上げていくが、もう少しねばることにした。また少しして当たり、合わせると乗った。また引きに耐えようとしたら、バレてしまった。釣り堀で簡単な取り込みばかりしていたせいか、どうも勝手が違って手を休めてしまう。
お昼に上がると、お久しぶりのHR君から「さっきのは惜しかったですね」と言われた、杉さんと二人で上から見ていたという。
昼食後、第二プール。HR君は59センチの準レギュラーを釣った。胴の太さから行けばレギュラーサイズだが、ちょっと足りなかった。私はHR君の釣った後をやってみたがあたりは出ない。あたりの出ないまま終了である。昼から、雨が落ちてきて、たくさんは降らないので、釣る分には問題はなかったが、寒い。帰ることにした。
日曜日。まずは鮎釣りに入る。放流ポイントの深みでマーカーが沈む。合わせるとぐわんぐわんと首を振る。大きい。しばらくラインを引いてまた手を止めたら、バレてしまった。手を止めたらだめだ。
中島に移動する。右岸にYSTさん、左岸に岡さんがいた。岡さんと少し話をして、第一プールの末端を釣る。何も当たりが出ない。当たりの出ないままお昼である。
HR君は昼前に右岸に現れたかと思ったら、第二プールに行ってしっかりと一尾をものにしていた。彼は今年はラッキーボーイである。
HR君、YSTさんとお昼をとる。後からsammyさんがやってきた。鮎釣りで40台をとったという。

午後はシンクティップに変えて、ウェットで流れの速いところを狙う。まずは第一プールの頭の流れ込みである。中州に移動して、スイング中にどんと来ました。ぐいぐい引っ張ることにしたが、なかなかのサイズで二回もジャンプして大暴れ。その時見えた魚体は幅広であるがちょと寸詰まりに見えた。しかしファイトは素晴らしい。近くまで寄せると、いきなり瀬を登り始めた。これはまずいと止めにかかる。何度かタモ入れを失敗して、御用となりました。58センチです。

反対側の口の蝶番にビーズヘッドのエッグがついていました。今シーズンの初物が出てよかったです。フライは黒のラビットゾンカー6番です。蝶番のところにがっちりとかかっていたので外すのが大変なくらいでした。ティペットはフロロの1.5号なので余裕のやり取りですが、ちょっと緊張しました。面白い。ウェットでスイング中にドンと当たるのは気持ちがいいです。
ウェットで流しながら第一プール右岸を下るがあたりは出ない。第一と第二の間の瀬の途中でトンとあたりが出た。乗ったがリトリーブ中にバレてしまった。残念。
下で粘っていたルアーマンが移動したので入る。しばらくして当たり。ぐいぐい引っ張る。ぐいぐいと引っ張れるはずだ。40あるかないかのサイズだ。
ウェットでスイング中に当たるので楽しい。たいてい蝶番のところにかかっているのでバラシは少ない。続けさまに当たり。今度は第二プールの真ん中で、大きな水柱が上がり、波紋が半端ない。しかしぐいぐい引っ張る。楽しー。魚が岩が3つ並んでいるところに行ってしまう。冷や冷やしながら引きはがす。今度は浅瀬に逃げていくので、これは貰ったとばかりに浅瀬に追い込みタモに掬いました。57センチです。

オリーブのラビットゾンカー6番です。反対の口の蝶番に掛かっていました。向こう合わせなので楽でいいです。大きな波紋が上がり、ドボンドボンと音がするのがいいですね。
5時のチャイムで終了です。初物が出て、3尾とれたので上出来ですね。ウエットに変えて大正解でした。やはり、秋葉の神に大漁祈願と大物祈願をした甲斐がありました。今日もお酒がおいしいです。