ここ数週間のこと。
夜、部屋の窓に光を求めて
大量のカメムシが襲来している。
今までそんなことはなかったのだが、
今年は常に窓に5匹はへばりついている。
そしてそのうちの2~3匹が、
サッシのセキュリティを潜り抜け、
部屋に毎夜侵入してくるのである。
蛍光灯に激突を繰り返すエンドレスのコツコツという音は
やっぱりカンベンしてほしい。
奴らは刺激を与えると悪臭をぶちまけるので、
穏便に外へ出そうとするのであるが、
これがまた大変だ。
天井にへばりついたカメムシに新聞紙を近づけ
刺激を与えないよう自ら移動するように誘い、
新聞紙に移った瞬間に迅速に移動して遠く離れたトイレの窓から外へ逃がす。
今夜も3匹を野に放った。
…私は夜中に独りでいったい何をしているのだろうか。
カメムシがオオクワガタ並みの値段で売れたらいいのに。