NHK連続テレビ小説『あまちゃん』。
どハマリなんですけどね。
今週からドラマの中では
2011年のあの日、
3月11日を迎えています。
まだ昨日の放送しか観ていませんが、
そこには劇的な表現や過剰にセンシティブな部分もなく、
むしろ淡々とあの日が描かれていました。
でもなんかそれが逆にリアルで、
観ようによってはとても凄惨で、
それだけに悲しくて、
ボロボロ泣けてきた。
あの日もこの国の全ての人に人生があって、
希望や願いや祈りや悲しみの物語が全ての人にそれぞれあって、
よく考えると当たり前のことなんだけれど
改めてそういうことに気づかされて
その中の一つを見ているような気がして。
クドカンの脚本はもちろんですが、
阪神大震災をテーマにした映画『その街のこども』の監督であり、
今週のあまちゃんの演出をしている井上剛氏がやっぱりすごい。
あんなに牧歌的でドラマ中の小ネタによく使われていた北三陸市のジオラマが…。
ここからあまちゃんが、希望をどう紡いでいくのか。
「人間の尊さ」を瞠目したいと思います。
天野アキちゃんがんばれ!