noriba-ba's garden

退職記念のターシャの旅

45年間の現役生活を今年の3月末で無事終えた記念に
娘と一緒に6月中旬から約10日間の海外旅行に出かけた。 

行き先は、長年の夢であった「ターシャ・テューダーの庭」と
「赤毛のアン」のプリンスエドワード島を巡る北米とカナダの旅。

まず最初に訪れたのは、映画「サウンドオブミュージック」の
トラップ一家が経営する素敵なホテル。ここでは昼食を頂く。

次に訪れたのは、開拓時代のアメリカの暮らしを今に残す
シェルバーン美術館。モネの絵画や古いキルトに出会う。

そして、念願の「ターシャ・テューダーの庭」とお宅訪問。
ビデオや本で見ていたターシャの世界の実物に触れて
この上ない感動と喜びを味わった貴重なひとときだった。

その後、ボストンではマサチューセッツ工科大を訪れる。
私の好きな絵本作家、バージニア・リー・バートンの父が
この大学の初代学長だったという話を聞いたことがある。

そして、ここは「若草物語」のオルコットが住んでいた屋敷。
子どもの頃、愛読していた小説の舞台となったゆかりの地。

その後ボストン美術館を訪れ、数多くの世界中の美術品や
工芸品を駆け足で見て回る。日本と違いフラッシュを使用し
なければ、ピカソの原画でさえも写真撮影はOKなのに驚く。

ボストン市内のクインシーマーケットでは買い物を楽しむ。

そしてボストン空港から空路、次の目的地であるカナダへ。

カナダのハリファックス空港から陸路プリンスエドワード島へ。

「赤毛のアン」の舞台となったグリーンゲーブルズの家。
さすが有名な小説だけあり、世界中から観光客が訪れる。

作者のモンゴメリのお墓にも立ち寄り、手を合わせてきた。

どこを撮っても、まるで絵葉書のような美しい景色が続く。

ターシャの庭でもプリンスエドワード島でも、ルピナスが満開。

「赤毛のアン」の小説に出てくるような馬車、そして赤土の道。

 

プリンスエドワード島では、特別に個人の庭園も見せて頂く。

広大な敷地に広がる手入れの行き届いたお庭だけでなく

夢見る乙女チックな設えの建物や家具、調度品に溜息連発。
数日前に訪れたターシャの庭や素朴なライフスタイルと違い
華麗でロマンチックな雰囲気に包まれ、まさに好対照だった。 

旅も終盤となり、プリンスエドワード島ともこれでお別れ。

最終日は、カナダのトロント。ホテルの前の大きな公園では
ちょうど日本の成人式のように盛装した若者たちが多くいて
高校の卒業パーティーが賑やかに繰り広げられていた。

長年の憧れだった「ターシャの庭」 を巡る旅がこうして終わり
一つの夢が叶った今、現実に戻り、旅を振り返って思うことは
やはりターシャの生き方の素晴らしさを肌で感じたことである。

息子のセスや孫夫婦のウィンズローとエイミーたちと接して
ターシャの思いをファミリーが確実に受け継いでいることや
手作りの昼食など、心からのおもてなしをして下さったことに
感激したと同時に、感謝の気持ちで一杯である。 

この貴重な体験を、私の今後の生き方に生かしていきたい。


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