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noriba-ba's garden

ターシャ・テューダーの庭を訪ねる旅(その9)

ターシャの庭を訪ねる旅もそろそろ終盤…

 

ターシャが暮らした家から始まって

納屋から庭へと足を踏み入れ

ポーチ、テラス花壇、下の庭、池、秘密の花園

そして畑…と見て回った私たちが

最後に訪れたのがハーブガーデンと温室だった。

 

前にも書いたように

どこをどう通ったか定かではないが…(笑)

下のガーデンから緩やかな傾斜面を登って行くと

母屋の右側に大きな温室があり

その横に円形のハーブガーデンがあった。

 

ハーブガーデンの中には

ドーナツ状にレンガを敷いた小径を

ぐるりと取り囲むように植えられたハーブ類。

ローズマリー、セージ、ラベンダー

他にもいろいろ…

そしてドーナツの真ん中には

ターシャが特に大事にしていたという

ゲッケイジュが植えられていた。

 

一見、地味な色あいのハーブガーデン。

確かに… 他の花壇のような華やかさこそないが

でも…それはそれで

他の花壇とは違うまた別の趣きが感じられた。

ここに居ると妙に落ち着く。

それは…

ハーブの醸し出す雰囲気かもしれない。

不思議な癒しの空間だった。

 

それにしても

この日の日差しはきつかった。

ここでウィンズローの説明を聞きながら

(あ~、帽子をかぶってくればよかった~)

と、強く思ったことだけは

やけにはっきりと覚えている。(笑)

 

これは余談だが…

その後悔の気持ちから

その後、立ち寄ったショップで帽子を買った。

 

 

ハーブガーデンの隣りにある温室を覗くと

中は、ほとんど空っぽだった。 

ターシャの庭があるバーモントは

冬には零下20度にもなる厳しい気候なので

秋から冬にかけて温室の中は

寒さから守ってやらなければならない植物で

いっぱいになるらしい。

でも、6月中旬のこの季節は

みんな庭に出払っていたのだった。


ちなみにこの温室には

母屋から行けるようにと階段が造られていた。

寒さ厳しい冬の季節でも

ターシャがここで植物を楽しんでいる光景を

何かの映像で見たことがある。

セスってホントに孝行息子だね。

 

 

このあと私たちは温室の裏の道を辿って

母屋の裏の方向へと向かった。

途中の道べりにはシダ類が多く生い茂り

鶏小屋がその横にあった。

そうそう…書き忘れていたけど

屋敷の中にはハトの飼育小屋もあった。 

 

こうしてぐるっと散策した私たちは

ターシャの庭に別れを告げて

事務所のある最初の場所へと戻っていった。

 

きょうはここまで。

いよいよ次回がこの連載の最後。

それでは!


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