酪農家で作業中の保定マシンを見つけた。
昨年頃、ある獣医師が導入し活躍中だと聞いていたが実際に見たのは初めて。
牛の入場・保定から削蹄終了まで早ければ5分くらい。
腹を2本のベルトで吊り、脚にバンドを巻くと後は油圧で引き上る。作業高さにテーブルを上げ、電動カッターで蹄を削る。マシン本体は牛の蹴りや糞尿に耐えられるよう頑丈に作られている。
この農家では昨日から1日半で70頭を削蹄。
電動カッターの削蹄は深くなり過ぎると批判されるが、見ている中ではそれはなかった。
僕らがやれば30分は有にかかる削蹄。牛の負担は大きい。
問題は機械の価格が300万くらいと高いことだが、頭数をこなせば回収も早いと思われる。
アメリカ的な便利なマシンだ。
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