韓国大統領が竹島に上陸し不穏な空気が続いている。
双方が領有権を主張し、根拠を歴史に求める。両国の間にあって韓国に近いだけに、どの時期をもって領土とするかは難しい。
そんな折りタイミング良く「鞠智城シンポジウム」が開催された。
7世紀、大和朝廷が大陸からの進入に備える九州の守りとして設置された太宰府や鞠智城。
一方の新羅も日本の侵攻から国土を守る防衛を開始。
当時、仏教布教の時期でもあり防衛拠点に仏寺を建て諸仏護持により国を守ることを基本理念とした。寺に安置された仏像はいずれも東南の方向を向き,東方日本を警戒した。
事実日本は何度も朝鮮に攻め込んだ。
韓国大統領も日韓協力してアジアや世界をリードすべき立場なのに、保身から過去の歴史を取り上げてナショナリズムを画策する。
日本もやり返すのではなく冷静に対処し、混迷の歴史を乗り越える未来志向が大事。