ショパンのつぶやき

のなかどうぶつ病院の診療日誌

ペット可のアパートが見つからず車中泊が続く

2016-04-28 16:08:37 | 日記
昨日いらっしゃったワンちゃんのお家は地震で自宅が壊れ、急遽新たなアパートを探されたそうですが、ペット連れでは入居を断られて部屋が決まらず、未だに車中泊が続いているとのことでした。幸いワゴンが大きく後部にベッドマットを敷き込めて何とかフラットにでき、窮屈な思いはされていないようです。

ただ、このワンちゃんには食物アレルギーがあり、手作りフードのため、一時は食料が手に入らず苦労されたようです。今は以前のように材料が入り、カセットコンロで作っているそうです。ワンちゃんのためとは言え、連日の雨の中での調理は大変でしょう。

そんな中で、当初は若干アレルギー物質を含んだ材料があったかもしれないけれど、結果的には毛艶がよくなったようでフケも少なく、ワンちゃんが野生児になったようで皮膚アレルギーが少し治まったかなと。明るく話されていました。

大変な状況ですが、早くペット可のアパートが見つかるといいですね。
それにしても明るいご夫婦です。


やっと自宅の風呂でゆっくりと.

2016-04-28 16:03:11 | 日記
震災から2週間やっと自宅の風呂に入ることができました。

この間、近くの温泉センターで前代未聞の長蛇の列に並んだり、親戚のもらい風呂、実家の風呂など落ち着かないバスタイムでした。

数日前からやっと時間給水が始まったものの、電気温水器が壊れ、やっと修理が終わりました。
温水器修理は宮城からの応援、小学校での給水車は大分、大阪、名古屋など本当に全国からの応援があり、迅速な対応を感謝しています。

余震が続き不安な毎日に、断水や停電、ガス欠に食糧不足。
熊本がここまで被災地に陥るとは想像もつきませんでした。

自宅は何とかライフラインが回復し、後片付けをする気分になってきましたが、病院は未だに漏水のために停電が続いています。
部分的に照明が取れず不自由な診療を続けていますが、来院される方々のお話を聞くともっと過酷な状況にあることが分かります。

朝の来ない夜はない。そう思いながらお互い頑張っていきましょう。