いそがしのトトロ

きたぐにのせいかつ日記。 

50年ぶりに尾瀬に行く

2023-08-09 08:18:43 | 日記

昨年、山歩きのグループを紹介してもらったので、予定表を見て歩けそうなのを選んで参加している。昨年は、日帰りの山歩きを5回ほどした。今年は1泊のにも参加してみようと、尾瀬に行ってきた。

尾瀬に行ったのは、勤めているとき、山の好きな男性に誘われて男2名、女2名の4人グループだった。リーダーの男性は真面目な信頼できる人とわかっていたので、能天気な女2人は、すべて計画をゆだねてついていっただけ。燧岳に登り、山小屋(多分長蔵小屋)に1泊した。味噌づけの肉を焼いてくれた。コバイケイソウやニッコウキスゲのなかでたくさん写真をとってくれた。疲れしらずで、恩知らずな青春だった。楽しかったよ。

この度は、御池という駐車場まで車で行き、そこから歩いて三条の滝を見に行き、温泉小屋に宿泊して、次の日、尾瀬沼ぞいに湿原を歩き、沼山峠からでているシャトルバスに乗って駐車場に戻るというルートだった。

連日、全国的に猛暑続きで、桧枝岐にある御池のあたりも30度ぐらいあっただろう。でも湿原に出ると風が気持ちよかった。

三条の滝への道はちょっとたいへんだった。しかもおおぶりなはしごやつり橋がかかっているが、修理の予定が近々あるそうで、不安定なところも多い。滝をみる見晴台も先まで行くのは恐かった。

滝じたいは、予想以上にすばらしかった。高さ100m、幅30mあるそうだ。

この手すりのゆるみが恐かった。

温泉小屋までの道が暑さと悪路でつらかった。仲間の一人が熱中症になり、足がつったり気分が悪くなり、休憩しながらの移動だった。私も左ふとももが痙攣して、漢方薬をのんだ。

足の屈伸をしたり、漢方薬が効果てきめんで歩けるようになり、無事温泉小屋に到着!

この温泉小屋はふとんや、清潔なシーツと枕カバーがあり、その名の通り温泉がある。シャワーもひとつついていたが、シャンプーは環境に配慮して使用禁止。8畳に4人だったが、じゅうぶんだった。窓には網戸がないので、最初は暑く感じたが夜中には皆、毛布にくるまった。

夕食は上等の部類らしいが、メインはカレーで、それにいくつかおかずがつくぐらい。朝食には温泉卵がついた。

外にカフェが併設していて、ウッドデッキに居心地よさそうな椅子が湿原のほうをむいて並んでいた。そのウッドデッキスペースは、利用者以外立ち入り禁止だった。

食堂からみえる湿原。至仏山は雲に隠れて見えなかった。

翌朝は7時出発。足の攣り予防のため、また漢方薬をのんだ。温泉小屋にさよならだ。買った冷えたポカリスエットが450円だったが、歩荷でここまで持ってくることを思えば当然だと思う。

温泉小屋をふりかえる

気持ちのいい湿原を歩く。至仏山は雲がかかっていたが、燧ケ岳がみえた。

見晴らしという場所までくると、レストラン・茶屋・カフェなど、山の上とは思えない建物が並ぶ。私たちは尾瀬小屋でランチにした。ピザ・クロワッサンサンド・レモンタルトなど。私はチョコレートマフィンとアイスコーヒー。おおきいが絶品というほどではない。

べつの2人組は、お蕎麦を食べてきたらしい。

休憩したあと、尾瀬沼を離れ、大江湿原を歩く。今の時期はほとんど花がみられなかった。吾亦紅がすこしあるぐらい。8月のはじめなのに秋のけはいである。

木道は沼山峠に向かう。ここが長く感じた。

時々、軽装の若者や子供連れにすれちがったが日帰りで見晴らしまで往復するのかな。

今回は1泊の山旅だったので、私たちは少し大ぶりのリュックだったので、足取りも軽くというわけにはいかない。

帰りに、桧枝岐温泉の燧の湯で汗を流した。桧枝岐温泉は、ずいぶん山奥である。国道の長いトンネルをいくつも通った。桧枝岐は、美しい川であゆを釣っている人も多いし、立派な建物や旅館、店もある大きな村である。キャンプ場もたくさんあった。できることならまたドライブでいってみたい。

今回のツアーは、初級にしては大変であった。尾瀬ヶ原も景色を楽しみながらもっとゆっくりあるきたかった。しかし50年ぶりに訪れた尾瀬に思い残すことはない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サウナのよう | トップ | お盆のたべもの »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事