いそがしのトトロ

きたぐにのせいかつ日記。 

鹿児島へひとり旅

2023-10-08 15:13:07 | 旅行

6月に夫と稚内へ旅行した。その時、最北の駅という立て札を見たとき、いつか最南端の駅に行ってみたいと思っていた。

 

9月は私の誕生月。そうだ! 最南端に行ってみよう! ことしはず~っと暑かった。9月末頃だったら暑さも収まっているだろうと、夫の了解を得て、誕生日プレゼントにひとり旅を計画した。3年前、夫と鹿児島に行った。鹿児島駅でレンタカーを借りて、知覧の特攻隊記念館や武家屋敷を回った。それはそれで良かったが、鉄道に乗ってもっと先っぽまで行ってみたいと思う。枕崎とはどんなところだろう。

とても非効率な旅行だが、文句を言う人もいないのが一人旅の良さで、余裕をもって計画した。仙台~福岡は飛行機。福岡~鹿児島は新幹線にした。枕崎まで行くには指宿に2泊。あと霧島に2泊することにした。余裕をもって、行きと帰りに鹿児島に1泊づつすることにした。

福岡空港は、市街地の中にある。博多駅から鹿児島まで1時間半ぐらいだ。鹿児島駅直結のJRのホテルに泊まる。便利。ここは以前も泊まったことがある。その時はまだ駅が建設中だった。すっかりできあがって、ビッグカメラや店舗がはいり、大きな駅となっていた。

いま、どこの駅も同じようで面白くなくなったと思う。ショッピングビルがあるのもどこも似ている。

夕食はホテルの近くのプロ○トで一人で食べた。これで2800円はちょっと高いんじゃないか?

レモンサワーとつくねは美味しかった。

次の日、今回の目的、JR最南端の駅西大山駅で下車、また次の列車で枕崎まで行ってもどり、指宿に泊まる。指宿枕崎線は本数が少ないので、これで1日がかりだ。

誰も乗っていない。あ、一人いたか。

 

鹿児島中央駅に入ってきた列車のきたなさにはあきれた。窓ガラスはよごれているし、さびている。このような列車が走っているのに最近はお目にかからない。”鹿児島”から”坂の上”までは結構な人数の若者が乗っていたが、それから先はガラガラだった。

西大山駅でおりた。バンザイ! ついにJR最南端に到着した! 降りたのは私ひとりだった。開聞岳は上に少し雲がかかっていたが、なるほど開放感のある絶景の駅だった。 駅前に売店があり、いろいろ売っている。鹿児島の漬物やイモけんぴ、サイダーなどを買い、絵葉書を購入して友達と娘にしたため、黄色いポストに投函した。西大山駅には何人も来るが、みんな車だ。 観光バスが来て中国語を話す20人ほどが下りた。こんなところまで観光しているとは驚きだ。

西大山駅からまた列車で枕崎へ。覆いかぶさる線路わきの樹木に、列車は打ち付けられながら進む。きっと傷だらけだろう。たまに薩摩らしい家の景色も見られるが、大部分深い森という感じだ。トンネルを抜けると、枕崎は開けた大きな町だった。駅舎がすてきだった。折り返しの列車まで1時間ぐらいあったので駅の近くのスーパーに行った。

ピカピカの生きのいい魚が並んでいたが、残念ながら買うことはできない。しかし、夕ご飯を調達して帰りの列車に乗った。

かつおのたたき250円

鳥めしとだし巻き卵のお弁当350円

ピーナッツどうふ160円

どれもおいしかった。安かった。

指宿のホテルは、海辺の、露天風呂から開聞岳が見えるこじんまりしたホテルだった。ゆっくりした。朝食もおいしかった。

1日目朝食

2日目朝食

前の海のむこうに屋久島があると書いてあったので、フロントで聞くと、うんと空気の澄んだ日、屋久島に雲がかかっていない時(ほとんどは雲がかかっている)、「このように見えます」と写真をみせてくれた。めったに見えないらしい。

指宿では砂蒸し温泉に行った。ホテルで送迎してくれる。暑い日だったのでどうなのかなと思ったが、砂をかけられた体はどくどくと脈打つようにあったかいが、顔は潮風にあたって涼しかった。10分はあっという間におわり、物足りなく感じた。

指宿は昔、新婚旅行で賑わったらしい。今駅前の商店街はシャッター街であった。

明日は霧島温泉記を書いてみたい。

 


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