花のように

小さな花のように生きて

冬の火

2011-12-01 | Weblog

凛とした 冬の冷気に 包まれて

       尚赤々と 火は燃えて行く

焼き付いて離れない

2011-10-26 | Weblog

何時の間に 2つになった 4つの目

       瞳逸らせぬ 燃えるオレンジ

過ぎ行く季節

2011-10-06 | Weblog

秋風が 流れて創る うろこ雲

       青い金魚を 目で追う私

愛しかないけれど

2011-09-16 | Weblog

気がつけば 山の頂上 座り込み

       下る道見て 心弾ませ



みなさまのお心遣い、励ましに支えられ 
600句の歌を詠んで来ることができました。
本当にありがとうございます。

気づけば私も山の中腹から頂上に座り込む年齢となっていました。


とても楽しかったことも
すごく辛くて死んでしまいたかったことさえも
今では全てが私の身となり肉となり
現在の私がここで生きています。


ヒトはヒトを愛さずに生きては行けません。
愛されなくても 愛することができるのなら
それで幸せです。

私の持っているちっぽけな愛を
分割でも一括でもいいから渡し続けて行きたいです。

下る坂道でコケてしまっても 
私の持ってる小さなコップに入った愛は減ることはなく 
いつも気持ちの良い程度を満たしているようになりたいと思います。


これからの私の坂道にいったいどんなことが待っているんでしょう。


私は90歳まで生きます(笑)
少々ボケて周りの人に少々の迷惑をかけながら
少しずつ愛をこぼして
そんな風に生きて行きたいと思います。


愛しているあなたが幸せであれば
私はそれで幸せです。

あなたが幸せだと感じることがひとつでもあるように
私は頑張って坂道を下りたいと思います。


いつも私の稚拙な歌を詠んでくださっている方
たまたま覗いてしまった方
みなさまの手のひらにも愛が乗っかりますように。

暗い夜空に輝き光を降り注いでくれる月のように
愛に満遍なく包み込みますように。


恋心

2011-09-15 | Weblog

君想う 窓を開ければ 風入り

      レースのカーテン こころも揺れる

You can change

2011-09-06 | Weblog

落ちてきた 星が深紅の 花咲かす

       変わらぬボクを 見下ろしている

たくさんの花を落として歩いて来た道

2011-08-26 | Weblog

花篭を 引き摺り歩き ふと顔あげる

      ほらもうそこに 灯りが見える

一粒の涙へ

2011-08-22 | Weblog

山も木も 包み込み行く 秋の雲

      誰も知らない 君の泣き顔

君と一緒に眠りたい

2011-07-25 | Weblog

僅かの間 日陰で涼む 野良猫の

       静かな寝息に 耳傾ける

give me more

2011-06-25 | Weblog

雨粒を 拾い集めた 紫陽花は

       乱反射して 更に輝く

To tomorrow

2011-06-11 | Weblog

道端に 小さく佇む 雑草の

       蕾は明日の 朝陽で開く

To each other

2011-05-27 | Weblog

狛犬に 守られ開く 花びらは

      背中を包み 君を見守る

stole his heart

2011-05-16 | Weblog

身を守る ように固く 咲く蕾

       あなたに逢って やさしく開く

触れていたい

2011-05-16 | Weblog

雪柳 川のように 流れ咲く

     いつもあなたの 手に触れるよう

Who am ?

2011-05-12 | Weblog

指差され あれが像だと 聞く日々に

         独りでいたくて ただ家覗く