君がいなければ

二本の木　互いを求め　寄り添って

　　　　　　　ココロのような　リンゴ実らす

少し休んだら？

自らの　熱持て余す　夏の陽を

　　　　　ボクのプールに　誘う午後の日

Come on！

大空を　両手で感じ　風を受け

　　　　　　動かぬ羽で　どこまで行こう

時々悲しいこともある

青空と　陽に囲まれた　向日葵は

　　　　　　上向いたまま　人知れず泣く

逢いたい日には・・

ひらひらと　弾むスカート　嬉しくて

　　　　　　　　　今夜は影と　ダンスを踊る

party

空と風　真っ赤に燃やし　沈む陽と

　　　　　　火照る身体を　鎮める海と

アマイ

摘み立ての　青い香りの　マスカット

　　　　　　　　一粒口に　転がし溶かす

あなたに逢いたい

地に咲いた　花は昇って　星となる

　　　　　　　　君と私の　逢瀬を待って

ソレ 食べたい

まだ冷えた　朝陽が昇り　光舞う

　　　　　　　　あなたの胸を　風が撫で行く

ゆらゆら

川沿いを　歩くあなたに　逢いたくて

　　　　　　　水の流れに　舞う梅花藻（ばいかいも）