勝手評価:★★★★★(必ず再訪したい!お金があれば…)
臼杵ふぐ山田屋 西麻布
東京都港区西麻布4-11-14 FLEG西麻布VIERGE地階A
03-3499-5501
言わずと知れたミシュラン『2つ星』。
TKの奥さん(だよね?)KEIKOの実家としても有名な大分・臼杵のふぐ料理店の東京支店。
帰国してからずっと、ふぐが食べたい、フグが食べたい、河豚が食べたい…と思いつつ行けてなかったのですが、旬のうちに行かないと!と思い切りました(庶民には高いですからねぇ…)
結論を申し上げれば、もう最高!料理、店構え、サービスとも不満な点が見当たりません。
カウンター席で頂きましたが、板さんは色々と料理のことを教えてくれるし、仲居さんもよく気が付くし、皆さん気取ったところがないけど崩れていることもなく、会話を楽しみながらリラックスして料理を堪能できました。
前菜は見た目も華やかだし、キチンとした仕事がなされていてどれも美味しい。白菜のすり流しに、ふぐと蓮根をガンモ状にしたものが入ったお吸い物も楽しい。

そしてメインの刺身、白子焼、唐揚げ。
この刺身はヤバイ。こんな美味しいもの食べたことないです(お里が知れそうですが)。カボスを絞った紅葉おろしポン酢との相性は抜群。ネギと鮟肝を巻き込んで食べると全く違った味わいで、これもまた美味。
白子焼は、何と表現したらよいか分からない美味しさ。外は香ばしく、中はフワフワ、トロトロ。見た目の純白と同じように一点の曇りもない味(またもや表現力の限界に直面)。
唐揚げはシッカリした衣が印象的。河豚の味わいが深い。
ヒレ酒も絶品です。



黄飯白子寿司(白子焼を梔子で黄色く色付けした酢飯で握ったお寿司)を挟んで、「ふぐちり」へ。なんなんでしょうかね、この上品な味わいは。ほんと美味しい。ここまでで既に極めて満腹状態になっていたにも関わらず、〆の雑炊は思わずオカワリしてしまいました。
デザートのリンゴ大福?面白かったです。



non-be夫妻にとっては、リヨンのポール・ボキューズで大枚はたいて以来の高額消費でしたが、その価値は十二分にあり。全く頻繁に行けるお店ではないけど、是非ともまた来たいと思わせるお店でした。
しかし、やはり美味しいものは高いんですね…頑張って働かないと!