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のんびりロンドン⇒あくせく東京(食べ物系)

2004年~2008年までロンドン駐在。東京に帰ってきてからも…食べ物の話を中心にノンビリやらせて頂きます。

「なにわ」と「匠」(デュッセルドルフ/ラーメン)-update

2008-06-30 02:37:54 | 大陸-日本料理
このブログ、どのページにどれだけのアクセスがあったのか、また、そのページに至った検索ワードは何だったのかということが分かる「アクセス解析機能」があるんです。
で、僕のブログの中で一番アクセスが多いのは…ぶっちぎりで「なにわ」と「匠」なんですね、これが。デュッセルって観光で行く町では無さそうなので、きっと欧州に駐在している方々が出張で行く際に、ラーメンが美味しいと聞き、「デュッセルドルフ+ラーメン」というキーワードでググッている姿を想像すると、目頭が熱くなります。みんな思いは同じです!

と、いうことで、先日再び出張して両店を食べ比べて参りました。今回は1泊2日なので2日に分けてお邪魔したうえ、いずれも『特製みそ』を頼んで条件を同じにしようという念の入れようです(笑)。

結論は…よう分からんですわ(笑)!「なにわ」の方がコッテリ系、「匠」の方がややアッサリ系なので、正直、好みの問題のようが気がします。ちなみに、のんべ(+同僚B君)の好みは「なにわ」でした。「匠」の特製みそラーメンは、何となく目指している(と思われる)程のコクが出ていないように感じました。

ま、いずれにせよロンドンよりは圧倒的に美味しいんで、機会のある方は是非どうぞ。両店とも、鶏唐揚げとか餃子とかサイドオーダーもお奨めです!


<前回2008年1月27日更新>----------
欧州日本人社会であまりにも有名な、デュッセルドルフの「なにわ」。
ブラッセルの「やまと」と評判を二分してきたこの老舗には、過去に2度ほど訪問。たしかに美味しく、ロンドンとの違いに愕然としてきました。

しかし、最近、ロンドン、デュッセルなど各方面の同僚から「新興の『匠』は『なにわ』を超えた。『なにわ』しか行ったことないなんてモグリ」との指摘が続々と寄せられるように。これは比べなけい訳にはいかない!と、日帰り出張の機会に嫌がる同僚T君も引きつれ、昼/夕のハシゴを敢行してきました(ラーメンのために不要な出張を入れた訳ではありません。為念)。

麺処 匠
Immermannstr. 28, 40210 Duesseldorf
Tel: 0211-1793 308
勝手評価:★★★★(また再訪したい)

まず一本目の昼飯は『匠』。昼と夜でメニューが違うようですが、僕は「餃子セット・味噌ラーメン、味玉トッピング(1ユーロ)、もやし増量(無料)」を注文。
美味い!豚骨+鶏がらスープは、コッテリし過ぎておらず、見た目よりも優しい味。麺は札幌風の卵ちぢれ麺。ラーメン+鍋貼餃子2ヶ+ライス+味玉で11ユーロ少々。ロンドンに持って帰りたい…。

なにわ
Oststr. 55, 40211 Duesseldorf
Tel. 0211-161799
勝手評価:★★★(機会があればまた来ます)

二本目は夕方5時頃に『なにわ』へ。
まだお腹が空いてない…これでは正当な評価はできないし、T君は本当に嫌がってるけど、初志は貫徹しなければならない。意を決して塩ラーメンを注文。
あれ?というのが正直な感想。美味しいんだけど、何か足りない。
これまで2回は、特製みそラーメンを注文して、「純蓮」系のコッテリ味噌で美味しかったのに…。特製じゃないのがいけないのかしら?ちなみに、T君が頼んだ醤油ラーメンは、正直に申し上げてイマイチ。

今回は、訪問の順序が「なにわ」に不利だったので、次回は平等な条件で比較できるようにした上で、改めてご報告致します。
不要か?

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ほのぼの (ウィーン/ラーメン)

2005-03-30 06:18:33 | 大陸-日本料理
勝手評価:★★★(機会があればまた来ます)
ラーメン亭 居酒屋『ほのぼの』
Hegelgasse 17, A-1010 Vienna
+43-(0)1-512-96-69
12:00-15:00,18:00-23:30

完璧な日本語を操るオーストリア人オーナーが経営するラーメン店。
オーナー氏曰く「ヨーロッパ内で一番美味しい自信がある」とのこと。
ラーメン屋さんには、ロンドンで裏切られ続けているだけに、その力強い言葉にも、正直あまり期待していなかったのですが…「悪くないのでは?」が率直な感想。

頼んだ味噌ラーメンは、生姜がやや利きすぎてる感はあったものの、豚骨とトリガラスープに「この調合比率を編み出すのに、気の遠くなるような試行錯誤を重ねた」と言う“合わせ味噌”が悪くない感じ。妻が頼んだ醤油ラーメンも、同スープに魚介系のダシを合わせて、これも悪くない。

もちろん日本の有名店間で展開されている超ハイレベルな争いとは次元が違うものの、遠く離れた欧州で、「よく頑張ってるじゃない」と感じた。オーナーの「スープも麺も、まだ完成ではないです。これからもまだまだ改良を重ねていきます」との姿勢も好感度高し。ロンドンのラーメン屋さんもこれくらいの矜持をもってやって欲しい。

日本からの旅行者が敢えて訪れる感じではないけど、ヨーロッパ在住のラーメン好きの方には、立ち寄る価値はあるのでは?