「老人」「お年寄り」は、何歳から?
バスに乗ったら、目の前に「お年寄り優先席」の文字が・・・・
一瞬、座っていいのかな?他の席に行こうかな?と思ったのです。
本能的に、小生はまだ若い と思い他の席を探したのです。
では、いくつから「お年寄り」「老人」なのか調べてみましたよ!
今の時代、年齢と顔のギャップが著しい。昔の50代~は、本当に見るからに「おじいさん」
「おばあさん」でした。今はみなさん若い顔をしているのですよ。また、本人も若いと思っている。
では、ある解説を
法律では、老人福祉法が「(老人ホームへの入所などの対象が)65歳以上の者」としているほか、
国民年金法でも「老齢基礎年金の支給は65歳に達したとき」などとなっており、放送でも以前は
65歳を「老人」という語を用いる場合の一つの目安にしていたようです。しかし、高齢化社会
が進み平均寿命もグーンとのびた今の時代に、この年齢以上の人たちを一概に「老人」「お年寄
り」とするには無理があるようです。65歳以上でも、今や第一線で働いている人たちが増えてい
ますし、たとえ働いていなくても「老人」や「お年寄り」と言われることを心外に思ったり不快
感を抱いたりする人が大勢います。このため、「老人」「老女」「おじいさん」「おばあさん」
などということばは、使い方に注意しています。例えば、「還暦を迎えた(過ぎた)老人たち」と
いうような場合には、「還暦を迎えた(過ぎた)人(方)たち」などと言いかえられます。
他のメディアでも、最近では「高齢者」や「年配の女性(男性)」ということばを使ったり、
「○歳の男性(女性)」などと、具体的に年齢を入れたりする傾向がうかがえます。
インタビューや中継番組で、"おじいちゃん""おばあちゃん"と呼びかけるのも、相手に不快感を
与える場合があります。名前がわかっている場合には、「○○さん」と名前を言って話しかけるの
も一つの方法です。(NHK放送文化研究所出展)