のまゆ

開店休業

週末パス旅 ~Day2 伊豆から見たら北の方編~

2019年10月09日 21時00分00秒 | 鉄道
前回のあらすじ
1日目は伊豆に行きました。

2日目です。今回はディスらない方向で書きます(^_^;)


朝の高崎線。6時30分過ぎなので乗り鉄としてはゆっくりめなスタート。


8時前の熊谷。さすがにこの時期は涼しいです。


ここからは新幹線移動です。上野や大宮から乗車しないのは予算削減の為。日曜朝なら自由席でもOKでしょって事で自由席利用です。


北陸新幹線あさま603号に乗って高崎駅へ。


高崎で上越新幹線MAXとき305号に乗換。この先は各駅停車ですが大宮高崎はノンストップなので乗換が必要でした。


Maxということで2階。しかも横6列の自由席を初利用。窓側が埋まる程度の混雑具合で意外とゆったり出来ました。なぜか1階席やFL席の方が混んでた。やっぱリクライニングしない6列シートは敬遠されるんですかねぇ。


新潟に到着。Maxも余命宣告されている列車の一つなのですがこの日は頻繁にお目にかかりました。



新潟からは10月5日に運行開始した海里に乗車して酒田を目指します。

車内の様子



乗り心地はHB300そのもの。自分が乗車した1号車はカラースキーム以外既存のHB300と違いはあまり感じませんでした。1号車のウリは少しだけ窓側を向いているシート。大きな窓と相まって車窓を楽しめます。オススメは海側のA席。


2号車は4人用ボックス席です。D席のみコンセントがあります(ボックス内の人で仲良く使えば良いんじゃないかな)。既存のHB300ボックス席と同様フラット化できます。フラットにして靴を脱いでのんびり出来るのが良いですね。


3号車は売店です。1号車指定席の場合は車販メニューが売店にしかありませんので、売店に行くまで何が売っているのかなというわくわく感があります。決済は現金と交通系ICカードが利用できます。


3号車の4号車より窓の一部は開閉可能です。一部区間で窓を開けて潮風を感じながら車窓を楽しむことが出来ます。窓が開いているタイミングは車内放送されましたので、感じたい方は放送があったら早めに行きましょう。


4号車はツアー用の座席。適度なプライベート感を感じられるパーティションにつつまれた座り心地の良さそうなソファーが並んでいます。3号車よりには海を向いたカウンター席が4席ありますが・・・個人的にはボックス席の方が良さそうに見えました。


1・4号車の運転室後方は展望室になっています。この日の運行では4号車の入室制限はありませんでしたので、基本的に上下両方向で乗客は前面展望を楽しめるはず。また、車内液晶モニターでは前面展望の映像が放映*されています。
*一部時間帯は海里のドキュメント映像が放映されます。


桑川駅
長時間停車する桑川駅では駅併設の夕日会館内売店で限定アイスクリームやみそ汁(夕方のみ)の販売があります。


購入希望の場合は早めに行った方が無駄な待ち時間がなくて良いですね。独特な色のアイスはインスタ映えしそうです。


また下り列車では撮影環境が良い感じです。



お弁当(下り1800円)
今回はご祝儀的な意味合いで事前予約制のお弁当を注文しました。価格は1800円で弁当としてはちょっとお高めに感じます。お弁当は3号車売店に取りに行かなくてはいけませんが、どうせ飲み物も買うでしょうから問題ないですね。また、自分の好きなタイミングで交換に行けまるのもいいですね。味は美味しかったです。ボリュームはダイエット中の自分にはピッタリ(笑)。運行時間がお昼時なのでこれに限らず何らかの食料は持ち込みたいですね。


あつみ温泉駅
2回目の長時間停車駅であるあつみ温泉駅で後続のいなほに道を譲ります。言い換えれば新潟で乗り遅れてもあつみ温泉で追いつけます。親切なダイヤです(*^_^*)


今回は山形の庄内地方で作られている雪若丸という新品種のお米がお土産としてプレゼントされました。またご飯だけでも美味しいけど地元のお漬物と一緒に食べるとさらに絶品と言うことでお漬物まで頂きました。恐縮ですねぇ~


余目付近では大漁旗でお出迎え


酒田駅に到着。運賃+指定席料金840円で乗車できますので18きっぷシーズンなどは人気列車になりそう。リゾートしらかみと海里を使うことで快適に青森新潟を移動できそうです。


海里の感想
さて、ここから微妙だった点を少しだけあげます。ディスり無しに褒め称えるとか自分のブログスタイルには合いません。
1.えきねっとでシートマップ指定したい
 乗る前から不満はあります。JR東日本が誇る素晴らしい切符予約サイト”えきねっと”でシートマップによる座席指定が出来ません。運がわるいとボックス席の相席とかあるのかも。
2.弁当たかーい
 良い食材を使って作られた弁当なのだからこの値段でも十分価値があると書きたいところですがやはり高く感じますね。正直なところ中途半端な弁当を注文するくらいならツアーの食事付きプランで乗車した方が良いと思います。あとわざわざ売店に取りに行くのは面倒です。事前予約なのだから座席番号と紐付けして弁当予約者の座席まで配膳し、このお弁当の特徴を説明した方が購入者の満足度も高いと思います。その際に「ご一緒にお飲み物もいかがでしょうか?」をでも営業すればwin-winですよ。この部分に関してはハイレールを見習って欲しいです。
3.4号車は出入り制限するべきでは?
 4号車のお客さんは1万円以上払って利用している上客です。840円で乗っている人たちとは明確に区別されるべき上級旅客だと思います。私がこんなことを書くのも可笑しいかもしれませんが、4号車は明確にツアー客以外立ち入り禁止にして良いと思いました。
4.アテンダントの仕事とは?
 指定席車はアテンダントがほとんど来ませんでした。折角の観光列車だから記念撮影に応じたりする為に、2~3回は車内巡回をしても良いのではないでしょうか。その際にドリンクなどの注文も取れば売り上げも上がって良いと思うのですが。


JR東日本の観光列車にはあまり期待すんなと言うことで酒田駅に到着しました。


酒田駅は日本海側の週末パス最北端駅です。ここから快速最上川で南下します。


新庄駅に到着。


仙台方面みのり


福島方面とれいゆつばさ
2つの観光列車に乗り継ぎが出来ます。

私が選んだのは福島方面とれいゆつばさ。運行開始の2014年7月以来久しぶりの乗車です。


畳ボックス。座布団が新しくなりました。前回乗車時にはい草の香りが充満した素敵空間でしたが、5年もたつとそのような香りは一切ありませんでした。


足湯の空席状況が液晶モニター(11号車をのぞく客室に設置)に一覧表示されるようになりました。なぜか日本語表記はないようです・・・ この列車に限って言えば選び放題でした。足湯を利用すると記念スタンプを押せる乗車記念カードがいただけるそうです。そのような乗車記念カードは足湯利用しなくても配布するのが普通だと思いますが、微妙なところをケチってる感じがJR東っぽいですw


今回は11号車指定席を利用しました。元々グリーン車の座席を普通車の値段で利用できるからオトクともいえますが、新庄駅を17分後に出発するつばさを利用すれば福島駅に26分先着しますので、いくら快適な元グリーン車といえどわざわざ利用する人は多くないのが現実なのでしょう。


売店のメニュー
乗車記念グッズとかほとんどないんですね。ドリンク類は海里に比べてお手頃な感じ。


山形・福島を走る列車なのにさくらんぼやももではなくりんごのジェラートを食す図。

とれいゆの感想
 もうこの列車やる気ないんでしょうね。観光案内も特にないですし北山形駅で長時間停車などダイヤ上の欠点は放置されたままですし。運行開始当初に比べると空いているのだけは良いですがそれだけって感じです。あと、切符購入方法によっては割高になることもあるので敬遠されている可能性もあるかもしれません。東京方面から新幹線利用で福島乗継の場合は福島駅で途中下車できませんが、通しの特急料金(乗継割引も適用されます)で発券できるので直通のつばさと値段は一緒です。よくわからない場合は窓口ならキチンと対応して貰えると思います。


福島駅に到着。本物の新幹線に乗り換えます。


日曜日は10両なんですね。E5+E6が来るらしかったのでどっちに乗ろうか悩んでいた時間を返して欲しいですw


自由席は95%位の混雑状況。


福島県一の都会らしい郡山で下車。新庄からここまでの切符で2,510円(とれいゆ指定席+福島-郡山自由席)でした。


ここから水郡線で水戸へ。


3時間30分ほどで水戸に着きました。


水戸駅改札上のフルカラーLED案内表示器劣化が激しくないですか。カラー表示器の中でもかなり初期に設置されたものなので仕方がないのかもしれませんが、色合いが変になってますね。


ここからは常磐線の上り列車で帰路につきました。


おしまい。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ロック)
2019-10-10 20:47:57
こんばんは

アテンダントの車内巡回なしは以前「フルーティア」に乗ったときがそうでした。
人気列車である「リゾートしらかみ」からワゴンによる車内販売がなくなりましたが、JR東日本の観光列車は今後落ちていくような気がします。
返信する
Unknown (nomayu)
2019-10-10 21:30:15
>ロックさん こんばんは。
 他の会社の観光列車に乗ると頻繁にアテンダントさんが巡回して、様々なサポートや物品の販売などをしてくれる事が多いですが、JR東日本はそのようなやり方にはあまり興味がないのかなと思います。
 売店で待っているよりも客室を巡回して接客した方が、販売側にとってもメリットはあるでしょうし、乗客の満足度も上がりそうな気がするんですけどね。

 JR東日本は様々な観光列車を走らせていますが、どうも手抜きというか、観光列車が流行ってるんでとりあえず走らせておけという感じの列車が多いように感じます。最初のうちはそれでも集客できるでしょうが、長期的にヒットするような商品にはなり得ないかなと思います。 
返信する

コメントを投稿