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お祈りパンダの作者、その後

2007年09月29日 | アップデート・セキュリティ・メンテナンス
「お祈りパンダ」とは
中国で一番メジャーなメッセンジャー「QQ」で感染するウイルスで、ゲームユーザーの情報を盗み出す機能を持っている。感染したコンピュータのアイコンをパンダの図柄に変えるウイルスであることから、日本では「お祈りパンダ」、現地中国では「焼香熊猫」といわれている。


焼香熊猫

この「焼香熊猫」の作者が人民裁判所に起訴されていたけど、先日、判決が出たらしい。

「お祈りパンダ」作成者らに最高で懲役4年の判決
仙桃法院は被告4人に対し、コンピュータ情報システム破壊罪に該当するとして、それぞれ1年から4年の懲役を言い渡した。被告の家族によると、4人は量刑が重すぎるとして控訴する考えだという。

パンダウイルスの被害に遭っていたとされる会社のひとつ、中国・杭州のJushu Technologyという企業がこの作者を採用したいといったとか。とても中国らしい話だなぁ。と思った。


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2 コメント

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死刑かと思った… (遊楽庵)
2007-09-29 21:06:02
死刑判決→即日処刑って平気でやっちゃう国ですからね…

そういえば、この作者騒ぎの直後にこのウィルスのワクチン作ったとか言うて公開したんだけどバグだらけで使い物にならなかったとか。
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遊楽庵さん> (noharm)
2007-09-30 00:05:08
>ウィルスのワクチン作ったとか言うて公開したんだけどバグだらけで使い物にならなかったとか。

それ以前にSophosってところが作者が作っても使わないように警告してた気が・・・。
亜種も出てるから今更、はじめの作者にはどうしようもないと思いますよ。
ウイルスを作るより駆除ソフトを作る方が難しいって事ですよね。
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