前回の早春の立山の記事からずいぶん経ってしまった。その後、外は桜が咲き、新緑があふれ出し、ゴールデンウィーク、そして今。
そして、昨年12月にこんな記事を書いたあこがれだったあの曲、フォーレのノクターン4番を卒業させる日が徐々に近づいている。この曲とはずっと仲良くやっていけそうだと思い、一聴き惚れしたあの日からは2年、実際に練習し始めてからはあっという間に半年近くが経過した。この曲、ピアノの練習会にも、本番にも何度か載せた。そして演奏はうまくいったりうまくいかなかったりした。あるところでは、あまりにもしっとりしすぎ、ある意味地味すぎて、演奏に向かない曲かもしれないと感じたこともあった。またあるところでは、思わぬ方からいい曲ですねと言っていただき、心和んだこともあった。長かったような、短かったような、半年間、この曲とずっとお付き合いしてきた。その期間をその一曲で埋めるのはあまりにも長かったかもしれないけれど、私自身はこの曲を練習していて飽きることは、一度もなかった。
その曲の卒業式の日が、もうすぐ近づいている。よかったと思えるような卒業式になりますように。
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