ほぼ不定期日記

散歩ばかりしている男の嘘日記

カレー蕎麦に卵を落として月見南蛮の朝

2017年11月06日 | ほぼ嘘日記

午前6時に起床する 

昨夜作ったチキンカレーの残りに豚コマ肉を加えて煮たのを蕎麦にブッかけ 

天辺に木口に切った細ねぎを丸く散らしその真ん中に黄身を落として手繰る 

付け合わせはラッキョウの甘酢漬けをみっつ添えた 

そういやぁ 昨日の満月はこんな色だったなぁ〜 

 


チキンカレーは特に出汁を引かなくても鶏肉から旨味が出てくるので簡単だ 

出来れば骨付きの鶏モモ肉があれば良いけれどちょうど良いサイズのものが無い場合もあって 

そういう時には鶏の挽肉を少し使うと出汁が良く出て旨味たっぷりのスープが引ける 

東銀座にナイルレストランというインドカレーの老舗があるが 

そこのレシピには「鶏の挽肉には全卵か卵白を良く揉みこんだのを炒める」と書いてあって 

真似をしてやってみると確かに挽肉が硬くならず旨味も良く出る 

中華料理の清湯も挽肉を使うと簡単に作れる 

まずは鶏挽肉に水を少しづつ加えながら揉み込む 

それから鍋に移してまた水を少しづつ加えながら菜箸でかき混ぜ火を点ける 

加熱しながらさらに水を加えかき混ぜるとひき肉が浮いてくる 

そこへ微塵切りにしたネギや生姜を加えて加熱してから濾す これで出来上がりだ 

餃子や焼売の具に使う挽肉にも水を加えて揉みこんでおくと出来上がりが硬くならない 

どのくらい水を含むのか試したことがあったがその含み具合に驚いたのは忘れられない 

たっぷり水気を含んだ挽肉で作った餃子を齧ると 

ジュワァ〜ッと中から肉汁があふれてくるが 

それが水だとは誰も気付かないに違いない 

水増しとは上手く言ったものだと思う 

それと同じかどうかは判らないが清酒も水で割ってある 

醸された原酒のままでは濃過ぎてかえって味わいが感じられないのだ 

その代わり優れた湧き水を使って割らないと原酒の良さが消えてしまう 

それほどに水は大事なものなのだ 

その水がもうすぐ飲めなくなる 

湧き水は汚され清き流れは失われ海は澱む 

どう生きる? どう生き残る? 

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