大谷地区観光のハイライトは、大谷石の採掘場跡を公開している、大谷資料館です。
資料館というと地味な印象を受けますが、いやはや、これは芸術モノではと思うほど幻想的な雰囲気に圧倒されましたね。
地上の資料館から地下に下りると、そこは巨大な空間。
内部の年間平均温度は9℃ということで、夏場はとても涼しく感じます。上着は必須です。
水分を多く含んでいるため、照明の光が多少霞んでいます。
それにしても、照明の効果もあるのでしょうが、古代ローマやギリシャを思わせるような幻想的な雰囲気。
資料館ということを忘れ、この空間自体が芸術となっているような感じです。
ちょっと暗いですが、石の壁には、無数の線が入っています。採石の際は、この線に沿って掘っていったのでしょう。
所どころには、地上との間に穴が。ここから見える外界の光と霞が、また幻想的です。
幻想的な雰囲気に酔いしれ、体も9℃にすっかり慣れてしまいましたが、惜しみながらも地上へ戻りました。
9℃に慣れてしまった体には、夏の空気はとてつもなく暑く感じます。
ちなみに、資料館の地上部分は、何の変哲もない普通の建物。
資料館近くには、大谷石の崖が。一帯は公園として整備されています。
ちなみに、今回の大谷地区の観光、宇都宮に住む妹夫婦宅を訪れるついでに寄ったのですが、
“ついで”なんてとんでもないくらいの感動です。
心の中に大きく残る場所となりました。
(N.N)
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