宇都宮市の大谷地区。大谷石の採掘地として有名です。
市内では、塀などもコンクリートブロックではなく、大谷石でできているものも多くみかけました。
日本最古の石仏がある「大谷観音」を訪れてみました。
目をひくのは、御堂に覆い被さるような(というより、岩の下に御堂が建っているのですが)奇岩です。
撮影禁止でしたので写真はありませんが、御堂の中からは、岩面を彫った千手観音。御堂横の通路からは、同じく岩面を彫った数体の石窟仏を
見ることができます。
大谷観音からわずか3分ほどの所にある公園。
ここに、高さ27メートルの巨大な観音さまが。
戦後、平和を願って、大谷石の崖を彫って造られたそうです。
あまりに精巧なので、コンクリート製かと思ってしまうほどです。
階段で上部に行くと、観音さまの様子を間近に見ることができます。
それにしても、さすが石の採掘地です。あちこちにその面影を残しています。
各地には、金や銅、石の採掘跡がありますが、これほどまでにその面影を残している場所というのは、そう無いのではないでしょうか。
仏様として祀られていることからも、歴史的にも偉大な場所であることがわかりますね。
(N.N)
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