のぶさんの旅に道連れ

ちょっとした旅でも、いろいろな発見があります。

都内の夜景といえば、今でもサンシャイン60

2014-04-23 22:41:26 | 東京

昭和53年に開業してから、平成3年(だったか)に現在の東京都庁舎が建つまで日本一の高さを誇った池袋サンシャイン60。

久しぶりに60階の展望台に上がってみました。

 

サンシャイン60展望台からの景色は、近くにあまり高い建物がなかったこともあり、圧倒的な展望度を誇っていたことを覚えています。都内北側という

こともあり、埼玉県方面も良く見えましたね。

新都庁舎のあとも、六本木ヒルズやミッドタウンなど次々と超高層ビルが建ちましたが、都心や新宿は他にも多くの超高層ビルがあり、そこからの

景色は他のビルが邪魔して今一つピンときませんでした。

個人的にはですが、やはり展望台からの景色、とくに夜景は平面的な広がりがあってこそと思っています。

 

その点でいうと、サンシャイン60展望台からの夜景は、今でも平面的な広がりが十分あり、本来の魅力がたっぷり味わえます。

最近では池袋にも超高層マンションが多く建ちましたが、マンションと商業ビルでは高さに差があり、あまり眺望に影響はありませんでした。

こちらは新宿方面の夜景。

 

スカイツリー方面。

 

都心方面。

 

北池袋方面。

 

池袋駅と、東京西部方面。

 

池袋駅周辺のアップ。繁華街が明るく輝いています。

 

ひとつ残念だったのは、展望室内の灯りが明るすぎるということです。

売店や喫茶コーナーは仕方ないとしても、通路の灯りも強すぎのような気がします。

そのため、どうしても窓に室内の灯りが反射してしまうという現象が起こってしまいます。

 

とはいえ、開業から30年以上経った今も、眺望抜群の貴重なスポットであることに変わりありません。

今後も、少しずつ変わりゆく東京を、眺めていきたいと思います。

 

                                                                        (N.N)

 


都電荒川線と飛鳥山公園

2014-04-06 20:46:40 | 東京

ちょい旅になりますが、東京で唯一の路面電車、都電荒川線に乗ってきました。

ずっと東京(多摩地区ですが)に住んでいますが、荒川線に乗ったのは初めてです。まあ、これといって荒川線の沿線に用事がなかったので。

今回も、これといった用事というわけではないのですが、せっかく東京にも路面電車があるのでなんとなく乗りたくなった、という感じです。

 

池袋から山手線で1駅、「大塚駅前」の停留場からスタート。JRのガード下にあります。

 

路面電車らしい、幅の広り軌道です。

 

飛鳥山公園の桜を見るため、「飛鳥山」で一旦下車。ここまでは路面ではなく専用の軌道が主でした。

 

「飛鳥山」を出ると、路面区間。広い通りの真ん中を、堂々と通っていきました。

 

乗ってきた電車を見送り、飛鳥山公園へ。満開のピークは過ぎたものの、なんとか見頃の週末でした。

 

公園に入ってみてびっくり。ものすごい花見の人出です。北区民の憩いの場なのでしょう。

 

階段を上りきったところで、頂上の石碑が。標高25.4メートル! 一応“山”なんですね。

 

実は乗ってみたかった、飛鳥山公園に上るためのモノレール「あすかパークレール」。しかしすごい乗車待ちで断念。

距離はわずか30~40メートルといったところでしょうか。カメのような遅い速度でゆっくり上り下りしています。

この遅さが何とも言えない楽しさがありそうです。

もともとは、高齢者や小さな子どもでも気軽に公園に上れるように設置したようですが、この日は家族連れやカップルでいっぱい。

 

飛鳥山公園をあとにし、公園の裏側の「王子駅前」の停留場から再び乗車。とりあえず終点の「三ノ輪橋」まで行ってみることに。

それにしても、都電荒川線は乗降客の多さの割りに、車体が小さいような気がします。来る電車はどれも満員でギュウギュウ。

たしかにこの日は花見客が多かったので、通常より混んでいたとは思いますが・・・。

昨夏に乗った、長崎の路面電車と比べてもひと回り小さいように思われました。まあ、土地の狭い都内を走るので、仕方ないかも。

 

満員の車内で、運転台の少し後ろから、他のお客が写らないタイミングを狙って前方を撮影。

前の車両がつかえており、追いついてしまっています。

下町らしく、荒川線の周辺も様々な人の往来が。

 

終点・「三ノ輪橋」に到着。

 

「三ノ輪橋」周辺は、いかにも下町、“昭和”を感じさせる街並みでしたが、それ以上の感動が。これを見れただけでも満足。

停留場の構内に、昔懐かしいオロナミンCとボンカレー、金鳥蚊取り線香とキンチョールの看板が。大村崑さん、今も変わってないですね。

 

と、「途中下車の旅」とまではいかないまでも、下町と“チンチン電車”、そして、桜を楽しむことができたちょい旅でした。

 

                                                                             (N.N)